NHKの番組ナレーション仕事。
あ、ずっとレギュラーで担当している、毎週月曜夕方5時35分にEテレで放送中(別の曜日時間で再放送もあり)の『ミミクリーズ』ではなく、NHKスペシャルの。放送近くなったらまたお知らせいたします。
近頃は昔ほど細かく言われることは少なくなりましたが、やはりNHKのお仕事の際は、正しいアクセントで読めているかどうか特に気をつかいます。
アナウンサーやナレーターは新人当時から厳に言われてきますので、自身はもちろん他の方の読みもどうしても気になってしまい、「あれ?」ってのがあるとモヤモヤしてしまいます。職業病ですね(笑)
話はちょっとそれますが、NHKの場合に特徴的かもしれないのが数字の読み(最近は番組によっては割と曖昧な場合もw)。
10分
60回
これ、どう読みます?
正解は・・・
10分(じっぷん)
60回(ろくじっかい)
なんです。じゅっぷん、ろくじゅっかい、ではないんです。
「10」漢字にすると「十」ですが、この字には「じゅう」と「じっ」という読み方しかありません。
「じゅ」ないし「じゅっ」とは読まないので「じゅっ・ぷん」は間違い。正しくは「じっ・ぷん」となるのです。
10年は「じゅう・ねん」、1
ただ、口語的に今では「じゅっぷん」が一般的だったりするので、民放などではそっちで読んでますよね。
それでも「じっぷん、じっかい」とこだわっていらっしゃる民放アナウンサーさんも時折見かけます。
まぁ、普通に生活していてコレを指摘され咎められることはほぼ100%ないと思いますが、まぁ豆知識ということで(笑)
はたらくおじさんの手