『VOICARION XII 博多歴史絵巻〜孔明最後の一夜〜』
5月22日、23日に予定されていた全公演を終了いたしました。万全の体調のもと御来場御鑑賞下さった貴方、ありがとうございました!
本作は今年1月に大阪新歌舞伎座で初演。御好評をいただき、僅か4ヶ月で再演という運びに。しかし、いまだコロナ禍の只中……。実施が危ぶまれましたが、政府や自治体のガイドラインに則るかたちで上演することができました。自分が関わってきたライブエンタテインメントの中で、これまでで一番の予防対策がとられていたかと思います。本番までにPCR検査を複数回実施(スタッフ&出演者、すべての検査で全員陰性)。換気や密を防ぐ対策などもしっかり行われてきました。
個人としては、日々の行動を律すると共に、抗原検査を22日の出発前と23日の朝に実施。すべて陰性を確認して舞台に上がりました。
それでも「無事」終了できたかを判断できるのは数週間後なわけでして……。
ライブ公演というのは、そこに居合わせたすべての人によってひとつの「作品」が出来上がるものだと自分は思っています。一緒に作り上げた時間と空間が良き思い出となるよう、お客様にもご助力賜れますと幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、思い出写真を
照明や特効などにより様々な表情を見せる舞台。
自分のポジションから客席を
そして同じく自分のポジションから共演者の皆さんを
このマイクを通して、我が孔明の魂を届けます
衣装は、外見は基本的に初演時とあまり変わりませんが、暑さ対策が追加され内側には変化が(笑)
バンドの皆さん、朗読陣、そして脚本演出の藤沢文翁氏でラインナップ(いろいろ配慮のもと撮影)。
本作の孔明は非常にトリッキーなキャラクター。これまでにない孔明像を作り上げています。非常に演じ甲斐のある役です。今回、その深淵により深く足を踏み入れることができたように思いました。もっともっとと欲は深まり(笑)。再々演がありますことを。そして、劇場を埋め尽くすお客様の前で披露できますことを、心から願うばかりです。
共演した朗読陣&バンドのみなさん、制作に携わられたスタッフのみなさん、博多座のみなさんに心からの感謝を。
そして改めて、御鑑賞くださった貴方、公演の無事を祈ってくださった貴方に
ありがとうございました!!