週末の鳥取遠征では、皆さん力を出し切って下さり感動の嵐でした!お母さんみたいな会員さん達との中国大会は素晴らしい思い出となりました。

さて、普段から試合の後に保護者の方やレディースの生徒さんからよく連絡をいただくのですが試合の感想、反省の他に思うような結果でなかった時の気持ちのやり場に困り相談してくださる事が多いのです。

昨年の事。
後一歩の所で負けてしまうℹ︎ちゃん。
流れは完全にℹ︎ちゃんだったのに勝ちきれない。
ずっと会場で応援してくださったお母さんからお電話をいただきました。

あんなのでℹ︎は、この先大丈夫でしょうか?
この前の試合も今日と同じ感じでした。進歩していないのでしょうか?
なんでスパッと勝ち切れないのでしょうか?
見ていて腹が立ちました。
なんでℹ︎だけあんな試合するのですかね?

まなゆいを学ぶ前の私はその質問に1つ1つ私の思いをお伝えして答えていました。それでも納得はされてないのかなと思う事も沢山ありました。

まなゆいを学び、「まなゆいリスニングで聞く」
事ができるようになった今、この話題は辛いなとかこの相談は気が重たいなと思うことはほとんどなくなり相手の方もスッキリされることが多くなりました。

まなゆいリスニングとは、その方の話を
心を込めて聞く
ではなく
心を向けて聞く

そして、どんな気持ちで話を聞くのかをイメージする!
(私はいつも、柔らか〜いスポンジをイメージしています)

柔らか〜いスポンジのようなイメージで相手の方の話に心を向けて聞く。
ただ、あいづちをうったり時にはその気持ちを繰り返し言い返したりしながら。

例えば
試合を見ていて腹が立ちました。と言われたら
腹が立ったのですね〜
というふうに。

ただそれだけ。
特別な事は何もしない。

ℹ︎ちゃんのお母さんのお話もそうやってずっと聞いていました。
そうしたら‥‥

ℹ︎ちゃんが勝てなかった事について話していたのにいつの間にか

まぁ、まだ力が足りないんですよねー。
練習さぼってるわけでもないし。
朝から一日中頑張ってるんですよね。ℹ︎なりに。

とℹ︎ちゃんを認める内容に変わり‥‥
ついには

私は勝てないℹ︎を見ている自分が嫌だったのですね。
負けて一番悔しくて辛いのはℹ︎のはずなのに、私は自分の気持ちばかり口にしてしまってました。

とおっしゃいました。
素晴らしい気づきでした。
私は何も言ってませんでした。
まなゆいリスニングで聞いていただけ。
ご自分の心の奥の奥から出てきた素晴らしい気づきでした。

お母さんは明るく電話を切りました。

人間は、自分の中に全ての感情に対する答えを持っています。
それを自分の力で自分から聞き出すお手伝い。
まなゆいリスニング。

心を込めてしまうとその方の感情に必要以上に同情し浸ってしまいます。

心を向けて聞くとその方のどんな感情にも寄り添う事ができるのです。

その方のどんな感情にも寄り添う!!
そして、自分で自分の中の答えを聞けるように導く。

ご自分の心の中からの答えに気づけた方はスッキリ!私も幸せになります。

特別なアドバイスもなんに〜もいらないのです!