台風が伴う「強風」や「大雨」は、九州山地&四国山地によって護られてた。

台風が豊後水道を通過しなければ、災害発生する事はほぼ無かったからね。

認識が変わったのは、安佐南区緑井の線状降水帯による災害。

今回の大雨(線状降水帯による短時間豪雨)、住み始めて30年以上経つ地で初めて【陸の孤島】を経験した。
ライフ・ラインは、生きてるから大丈夫♫

広島熊野道路(有料)が、7/7の昼前に復旧した為、【陸の孤島】から脱出。
県道34号線(矢野安浦線、矢野東経由)が、復旧するまで無料。
広島市内への通勤は可能だけど、広・呉市内への県道は全て通行止め。
東広島へは、7/8から郷原経由で通行可。
国道31号線は6ヶ所通行止め、広島呉道路(有料)&東広島呉道路(無料)&国道375号線も通行止め。
矢野・東広島経由でも、呉市内へ行ける道路は無し。
広島県内JR全線、呉市内広電バス全線運休。

自衛隊派遣、海田陸自と呉海自が協力したのかな?

冠水&土砂崩れ(全国ニュース・レベル2ヶ所、地域ニュース・レベル多数)。

【全国ニュース・レベルの災害地】
●矢野東
背後は山、地形は谷に面し、前は狭く浅い河川、「あんな急斜面に、良く家を建てる気になるな」という塵個人的には宅地不適合地。

●坂町
前は海、後は山の谷地。
山側にあったのは、砂防ダム程度。
狭く浅い河川が、町内を蛇行&斜めに横切ってる。
町内に架かる複数の短い橋、土砂崩れによる流木によってビーバー・ダム化し、低地へ泥水が流れ込み、町内より高いJR線路が防波堤となって泥湖化。
坂町も、宅地としては色々と塵個人的には不適合地だった。
海の埋め立てによって、高校や警察学校や変電所&ヤマダ電機などが坂駅前に拡がってる。

坂町と矢野町を繋ぐ国道31線数百m、海(港)埋め立て広くしないのが不思議。

広島県より雨無し県(自称・日本一の晴れ県)の岡山県。
線状降水帯による被災も、経験した事無いから倉敷市真備町の防災意識は弱かったんだと思う。

高梁川と小田川の河川合流地付近は、昔から水害発生の危険地域。
河川より低い低地に、良く家を建てる気になったモノだと思う。

河川が氾濫し、肥沃な土砂が流入するから河川沿いに田畑が多い。
河川の氾濫を考慮すると定住地としては相応しくない為、高地に住居を構えるが河川沿いと比べるとやっぱり不便。
で、河川沿いに住居を構え、数十年に一度の大規模氾濫で全てを失い、高地へ住居を構えるの繰り返し。
※農業従事者なら許されるかも?

先人の苦い経験を生かさず、近年の幸運に身を委ねると悲惨な目に遭うんですね。
治水工事技術が発達したからと言っても、自然災害には到底人の技術は敵わない。

「想像力の欠如」は、後悔しか生まないと思う。

【呉線】
海田市駅
矢野駅︙矢野東 全国ニュースレベルの被災
坂駅︙全国ニュースレベルの被災
水尻駅︙海水浴場専用駅、土砂崩れが線路を塞ぐ
小屋浦駅︙被災(被害状況不明)
天応駅︙呉循環(天応焼山)線、広島呉道路より山側の橋崩落&数カ所で土砂崩れ。
橋崩落手前の駐車場、土砂崩れで埋まる。←クルマ屋根が僅かに見える程度。
河川と道路の境が分からない。
住宅数件、土砂崩れで埋まっている模様。
国道31号線沿いで、50cm以上の冠水。
子ども1名死亡、女性1名川に流され行方不明。
セーラー万年筆、冠水。 (被災状況不明)
国道31線、猪山トンネル崩落
狩留家駅︙国道31号線 吉浦トンネル西側崩落
吉浦駅︙吉浦焼山線、通行止め。(被災状況不明)
呉駅︙呉市役所前の蔵元通り、冠水&崩落の危険性有り。
市内で、土砂崩れ・冠水多数発生。 
※被災状況不明︙地元紙・中国新聞でも、確認出来ていない。

詳しく知りたい方は、呉市役所HP・広島市市役所HPでご確認下さい。