サンドウィッチマンさんの優しさ、被災地の方々にとっては物質的な面だけでなく、気持ちの面でもすごく心強いものになりますよね。




トイレに関しては東日本大震災を取材していたときにも足りないという声がありました。



また、その頃は和式の簡易トイレが多く、年配の方や妊娠中の方などは…どうしても使いづらく、さらには外に設置されていて寒いので我慢するようになってしまう、といったこともありました。



また、当時も道路が寸断されているところが多く、届けたくても届けられない。



状況がわからず発信も中々出来ず、どこで何が必要なのかわからない。



といった状態で。



震災から3日目以降に中継をした時には、物資が足りずに困っているという方が沢山いらっしゃいました。



そのため、「スッキリ」では皆さんに「テレビを使ってください。」とお話し。



テレビで誰かに伝えたいこと、必要なこと、必要なものを発信していただきました。



その際、自分の無事を遠方に住んでる親戚や知人などに伝える方、連絡がとれない家族に呼びかける方、行方不明になっている家族の状況を伝える方…。



そして、食事が足りない、お子さんがいらっしゃる方はオムツやお尻拭き、ミルクなども足りない、あとは生理用品がない、年配の方は常備している薬がなくて困っているという方もいらっしゃいました。



そんな中でNTTなどが簡易の中継基地をすぐに設置してくださり、連絡がとれるようになり…。



少しずつ、本当に少しずつ前進していった、と記憶しています。





今、被災地では食料やトイレなど、その他にも足りないもの、必要なものはたくさんあると思います。



足りない地域に、届いていない地域に、なるべく早く物資が届くことを願うばかりです。



願うことしかできない自分に歯痒さを感じますが…。



個人で物資を届けたり、個人でボランティアに向かうのは現地にとって迷惑なことにもなりかねません。



離れた地域に住む自分が今できることはなんなのか…。



一人一人が今できることを…。