SCANDAL NIGHT 9 | 感謝!感激!ポリあらし!

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去る6月29日はShinjuku Cat's holeで SCANDAL NIGHT 9 でした。
一回目からなんとなく録音係で参加してきましたが、当初は「ご意見番で居てくれるだけでいい」と言われて行ったはずが、前回のVOL.8からは完全に現場の仕切り役。朝9時にホール入りしてリハの仕切り、昼飯も20分で掻き込んで16:30までは昼の部のステージセットのお手伝いと楽屋との連絡役でほとんどステージサイドに居て演奏を楽しむ余裕はあまり無し。
それもこれも、出演者のバンドの娘達が楽しく奏ってくれればすべて報われるってモノです。


『SCANDAL NIGHTとはなんぞや?』 
と言う方も多いと思うので改めてご紹介しておきます。

LIVEでよく会うSCANDALファンの集まりがあって、その仲間内でDJイベントをやらないか?との一言が「SCANDALならやっぱりバンドでしょう?」となり…

--以下公式サイトより引用--

『SCANDALコピバンライブイベントとして発進する以上、目標は、SCANDALコンテストのグランプリ受賞者がこれまですべて60Hz地域(西)であることに一抹の寂しさを覚えていたこともあり、今後の同コンテストの繁栄のためにも東からグランプリを!しかもこのイベントから出す!とし、活動を開始いたしました。』

--引用終わり--

結果として昨年末のコピバンコンテストVol5では、ファイナルに残ったSCANDAL NIGHT出演経験のある2バンドがそれぞれ、グランプリと審査員特別賞を受賞するという結果を出し、あの日の夜の祝勝会のビールの美味かったことと言ったらそれはもう格別でした。本当に嬉しかったなぁ…

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

という事で、今回からは楽しみではなくステージサイドで観ていた感想を備忘も兼ねて記録しておきたいと思います。

元々ステージ経験の少ないバンド達の対バンなので、本人達には耳の痛い話もあると思いますが、かっこいい、カワイイだけの感想は聞き飽きているでしょうから単に『好き嫌いでしか音楽を聞いてこなかった』偏屈おやぢの耳の痛い感想もたまにはいいでしょう。
で、思ったままを書きます。

始める前に一つだけ。

私は好き嫌いでしか聞いてこなかったとは言えそれなりに聴きどころはある訳で、私にとっての音楽は第一に「歌」です、そして「ダンス」。

始めに謝っておきます。
ごめんなさい
気分を害する方もいるかもしれませんが、こればかりは良い悪いの話でなく私の『好き嫌いの話』なのでご勘弁ください。

私はまっすぐ歌う女性の歌声が好きです。5年ほど前に中田ヤスタカがめざましテレビのインタビューに答えた「感情こもってないのに、こもった振りをする歌い方がパターン化されていて、そういうのが好きじゃない」が代弁してくれています。私の場合好きじゃないではなく嫌いです。
BABYMETALに嵌った第一は「中元すず香の歌声」であるのは言うを待たないのですがこれはまた別の話。

では初めのバンド

☆☆「まかないごはん」
LIVEハウスどころかまったくの初ステージだったとのとで緊張でガチガチの4人。
内容はもとかく途中で止めないで最後まで演りきった事が凄い!
 私が知る限り緊張で演奏が止まってしまう事は良くある話。初ステージでかつほぼ埋まっているLIVEハウスのステージで奏りきる。そりゃ大変な事ですよ。初出演だったサマソニのステージで新曲をイントロで止めたSCANDALの例もあるし(笑)
 反省会でも言っていたけどボーカルのちぇるしーちゃんは楽曲をものすごーく聞き込んできたんだろうなぁ。崩壊しそうでギリギリ奏り切った演奏をバックにリズム頼りにきっちり歌いきったのが凄い!
 ただこの先、今のままの発声法で10曲も歌ったら翌日は喉ガラガラになっちゃうから、ちゃんとした発声法を教わるようにお勧めしておきます。素敵な声してるから喉は大切して欲しいなぁ。

続いて

☆☆「ひかほりっく」
Vol.3以来のスキャナイ常連、かつ、コピバンコンテストVol.5グランプリ
 今回はドラムのKANAKOちゃんが部活の関係でお休み。ベースのHIKARUちゃんのお友達のNONOKAちゃんがサポートドラムで入ってくれた。ギターのKAHORIちゃんの足元には更にバカでかい新兵器が!
 演奏はいつも通りの最低限の安定感は確保。なにしろサポートドラムのNONOKAちゃんはパパ先生の秘蔵っ子だけに普段聞いてないであろうSCANDALの曲達をメインに11曲もさらりとこなす素晴らしさ。細かい事言えば聞き込み不足でか構成でちょっとモタッたりもしてたけどそれもご愛嬌程度。ただ、やはり合わせ回数が圧倒的に少ないからか、お互い探り探りな感じは否めなかったかな。とはいえこんな事言うのは超常連のひかほりっくだけ。なにせフロント二人はこの春の新高校一年生になったし、HIKARUちゃんは直系の後輩だし {めでたく(?)私の出身校の後輩に(笑)}
 もう一つ気になった点は恐らくギターだと思うけど全編出ていたハウリング。音色で出たり出なかったりしてるからエフェクターの何かだと思うけどどうだろうか。ハコとの相性もあるだろうけどCat's holeはこれからもお世話になるだろうし何とかしないとね。

でも何と言っても今回のハイライトはフロント二人の歌が格段に良くなっていた事!
 楽器弾きながらあそこまで歌えるって本当に凄い事だと思う。ハモリも決まると心地よいし、ボーカルレッスンを受けているKAHORIちゃんは確実に良くなっているのに加えてHIKARUちゃんの歌が完全に追いついてるのがビックリ。
 29日の晩に音源を軽く加工してCDに焼いて、30日からCDデッキしか使えない社用車プリウスで移動の間に聴きまくり、今日(6日)まで5営業日これだけ聞き続けても飽きない。ひとえに歌が格段に良くなってる事が凄い!(楽器は人任せにしてボーカル専任で演ってみて欲しいちょっとだけ思ったのは内緒。)
 聞けばHIKARUちゃんは、パパ先生に「楽器がいくら上手くても歌がダメだと誰も聞いてくれないよ?」と言われて一念発起したらしい。で、どうしたかと言うと「ひたすら真似」したとの事。お手本さえしっかりしていれば徹底的に真似するのは良い練習法。「本を読む」や夜の部で演ったカエラの「Yellow」なんて聞き惚れちゃうなぁ。
Vol.3で初めて会った時から「歌」「歌」言い続けてる私としては感無量。二人にはこの調子で「歌も追求」してほしいなぁ。

続いて
☆☆セッション企画「かかってこいやぁ!」
ですが…、ここだけで6曲あるので今夜はここまで。
出来うる限り早い時期に続きを書きます。

see you !