「巷の「BABYMETAL論」は、ほぼ間違っている」をうけて | 感謝!感激!ポリあらし!

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Perfumeに救われた人間もいます

久しぶり過ぎてブログの書き方を忘れてしまったようです。
どこから書き出したら良いかな…

まずは今回「書こう!」と思い立ったキッカケから書き出しましょうか。
(リンク先を読む前に少し先まで読んで頂ければ幸いです)

直近では
”巷の「BABYMETAL論」は、ほぼ間違っている”
http://toyokeizai.net/articles/-/129634

この東洋経済ONLINE 本田 雅一さんの記事。

そして、NY在住の高見鈴虫さん(私は勝手に「終末さん」と呼んでます)の長く熱過ぎるブログ

終末を疾うに過ぎて...☆NEWYORK
BABYMETAL 正直ぶっ飛んだ!(BABYMETALカテゴリの初回)
http://shumatsuwotohnisugit.blog.fc2.com/blog-entry-2876.html
BABYMETAL ロックイン・ジャパン ~ お帰り!ベビーメタル、その一言が言いたくて! (今日8/7現在の最新)
http://shumatsuwotohnisugit.blog.fc2.com/blog-entry-3009.html


さらに、辿り着くまで失礼ながら存じ上げなかった小中千昭氏のこのブログ

「BABYMETAL試論」
http://tripleaxel.cocolog-nifty.com/babymetal/2016/08/babymetal-d06f.html


大きくはこの三本の存在です。
それぞれの立場でかなり本質を衝いた内容と思います。

東洋経済の記事は、酷評する人も多いようですが「経済の立場」をベースに、ファンに語らせるという過去にもあった手法ですが、それなりに上手くまとまっていると感じています。この記事が今日私をPCに向かわせる引き金になりました。

なにしろ熱いのが「終末さん」
どうやら氏は、諸国放浪の末にNYで定住した同年代の「ロックバンド」のドラマーさんだったらしく、今年4月頭にSU-METALの歌に打ちのめされて以来4か月間、ほとんどBABYMETALの事しか書いてないのですが、その内容が元々が中の人だけに濃く熱くとても面白く読ませてもらっています。(無駄に文章が長いのが玉に瑕ですが。)

そして小中氏の「BABYMETAL試論」
中の人がプロの目で演出等々含めて思ったことを書いてくれていて、今回書籍化するとのことで一部噛みついている人も居ますが、コメント欄も面白く、出版される前に書いておきたいと思ったのも今回のキッカケではあります。
(本好きとしてもちろん予約済です。)

Perfumeファンの方々、特に古参やポリ新参なんて言葉を知っている方々にはいつか聞いた話なので、その影響力として見ていただければ幸いです。

そうです、BABYMETALに関して素晴しい視点からの数々のブログや記事。
比較的最近BABYMETALファンになった方々の視点には、
「BABYMETALはAMUSE所属だと言う視点」
が決定的に欠落しているという事。
P.T.A.なTHE ONEとしてもう一度書いておかなきゃ…と思い立ったキッカケが東洋経済の記事だった訳です。

数々のファンブログ、元プロやプロの方々の文章に触れると‥、
曰く「Youtube(web)の申し子」「バイラル」「逆輸入アイドル」「アイドルか?バンドか?」「バックバンドに国内でも有数の超絶技巧派が集結し完璧なメタルの音を奏でている」「彼女たちのやっている音楽はホンモノのメタル」「時間をさかのぼって彼女たちを見たい」
そして終末さんは4ヶ月でようやくココに至ります
「ベビーメタルは、その心に、直接作用する、力、を持った人たちなんだよ。」

はい、Perfumeファンの皆さん。
どこかで、それも7~9年ほど前に散々聞いたような言葉の数々ですね?

「BABYMETALは唯一成功した(かつ追い越しつつある)Perfumeのフォロワーである。」

この視点はそこそこでもPerfume史を紐解いていないと出てこない発想かもしれません。
実は2015.01にも同じような記事を書いているので関連年表はリンクから追ってください。

2015-01-19 【追記2】【Perfume・BABYMETAL】過去時系列と今後
http://ameblo.jp/zourokumurta/entry-11978897981.html
(読み返してみると映像リンクは切れちゃってるけど、METAL RESISTANCEさんの予想は当たらずとも遠からずな内容が大筋あっていて流石ですね。)

BABYMETALには国内のスポンサーが一切付いて無いようです。この時は書いてませんが、なぜそう思うかと言うと理由は簡単で、PerfumeのLIVE会場には置き場に困るほど出ているのに、'13年LEGEND1997NHKホール 五月革命以来、BABYMETALのワンマンLIVE会場では、雑誌、レーベル、番組スタッフ等以外の、いわゆるスポンサー系のお花が飾らているのをまったく見ていないのです。

私は素人なので勝手な想像ですが、民放TVはスポンサーで成り立っている以上、スポンサーを仲介する〇通さんや博〇堂さんとの関係でBABYMETALは使いづらいコンテンツだという事が容易に想像できます。逆に「Perfumeは俺達が売った」と思っている節(私の持論)がある某国〇放送さんとは、事務所のパイプも太く良好であろう事も容易に想像でき、スポンサーが無い事で逆に使いやすいのだろうとも思っています。

ではなぜスポンサーをつけないのか?
これも繰り返しになりますが、フリーハンドで海外に出てゆくためには国内スポンサーが足枷になる、と容易に想像が付きます。
BABYMETALの経済性を語る上でこの視点は外せない大きなファクターであると思うのですが、「業界」の方々には絶対書けない事なのでしょう。
BABYMETALは(恐らくONE OK ROCKも)、国内スポンサーとの契約なしに海外での事業展開して成功した初めてのケースとしても、日本芸能史に名を遺す存在なのだと思っています。

国内雑誌・TV他マスメディアの扱いが悪いのは、この視点から見ると容易に理解できると思いますが如何でしょうか。ご理解いただいたメイト諸氏には、マスメディアに対して文句を言うのはもうやめましょう。それはBABYMETALチームが自ら選んだ道の結果であり勲章でもあると私は思います。


「終末を疾うに過ぎて...☆NEWYORK」
「BABYMETAL試論」
プレイヤーと演出家とアプローチの違いはありますが、共通点は「中の人の視点」という事でお二人の視点はもう、好き嫌いはともかく、私には「流石」としか言い様がありません。ですが、一つ抜けてるのはBABYMETALをBABYMETALたらしめている原点のお話、と思っています。

SU-METALが敬愛して止まないPerfume
https://youtu.be/3qvG71ERAEs



同じ広島出身、事務所の大先輩でもあり、mikikoMETALがmikiko先生であるのもPerfumeあっての事で、4人合わせてPerfumeと言っても過言ではない程の絆と信頼感。
Perfumeとmikikoさんの物語の延長上にBABYMETALもある、と知らないと理解が浅くなると…いや、そんなことはどうでもイイっちゃイイのかもしれませんが…

上の音源から察するに、KOBAさんとPerfumeはそれなりに近しい関係だったことがうかがい知れます。年齢的には恐らくKOBAさんが上でしょうが、PerfumeのマネージャもっさんとKOBAさんは共にROCK畑の人で、一緒に仕事をしていた時期があったのかもしれません。

METALのメの字も知らなかった中元すず香が、KOBAさんの重音部構想(さくら学院2010-11より、ユニット結成時に決まっていたのは部活名の「重音部」だけでユニット名は決まって無かった)に乗った大きなファクターは3人組ダンスユニットがPerfumeと同じだったから、と思っています。水野由結は中元すず香ファンだったから一緒に演るのが嬉しかったとはっきり言ってるし、菊池最愛のはじめは水野とニコイチのペアだったから取りあえずやってみる程度だったかもしれません。(MOAのこの辺は詳しくありません)

KOBAMETAL自身インタビューで、Perfumeの「テクノポップユニット」から「メタルダンスユニット」(共にマスコミが命名したモノ)構想が出てきたと語っているし、さくら学院開校前から構想が有ったと明言してます。
この事実だけでも、Perfumeを知ることはBABYMETALを知る事につながると思いますが如何でしょうか。

ではPerfumeとは?

これはもう「終末さん」以上に長く(笑)なるし、(多少書いてますが)私の出る幕ではありません。ちょっと検索すると2007~11年あたりの「濃い」ファンブログが腐るほどありますので検索するか、下のリンクの古い記事や、それぞれのお気に入りブログのリンクを追ってみてください。今、BABYMETALが受けている評価は、当時Perfumeの評価と驚くほど似ている事に気づく事でしょう。

東洋経済の記事と「BABYMETAL試論」書籍化の話を受けてちょっと焦って書いてみました。


リンク集

パーフェクトスターにはならないで!
http://electrocat.blog113.fc2.com/blog-entry-7.html

PPPHIVEのブログ
http://ameblo.jp/ppphive/

Perfumeとグルメの日記
http://ameblo.jp/kiyop0821/

黒猫堂ハンサム日記 ▽・w・▽ 
http://ameblo.jp/muraki-handsome/