竹中大工道具館の続き。

アアルト展も良かったですが、
更に見応えがあったのが、常設展。

竹中大工道具館…
竹中工務店創設85周年を記念し開館した大工道具の博物館。


大工道具の種類
ノコギリや見た事の無いキリ



種類の多いノミなど、それぞれ使場所や使い方が違うのだろう。



分かりやすく、ノミの入れ方が展示されていました。


面白く勉強になったのが、組み木のようなモノ。
組み合わさった木を触って外してみよう。



斜めにスライドさせると



外れました。

四方鎌継と言うそうで、伝統的な日本建築などで二つの木材を長さ方向に継なぎ四方どこから見てもジョイントの形が見えます。
お互いがピッタリと合わなければ、はめ込むことが出来ないので凄い技です。


和の伝統美のコーナーでは、
組子細工の明障子が展示されていました。
釘や糊を使わずに作られていて、繊細な模様も素晴らしく、全て職人さんの手仕事だと思うと鳥肌が立ちます。


茶室のスケルトン模型があり、
中に入り


骨組み、壁の土台の仕組みを見る事が出来ます。
数寄屋が仕上がるまでには、数多くの丁寧な工程があるのだと知りました。

触れて観察できる展示物もあり、面白い竹中大工道具館です。

敷地内には、
休憩所があり、


枯山水を眺める事ができ、
ココが、街の中だと言うことを忘れてしまいます。
まさに、都会のオアシス。

お気に入りの場所の一つになりました。