マーク・マンダースライゾマティクス展ともう一つ、マーク・マンダース 『マーク・マンダースの不在』展も開催されていたので見ました。不思議な世界。土を固めて作ったのか?乾燥してポロポロっと崩れそうな巨大な彫刻。「建物としてのセルフ・ポートレイト」というマンダースが編み出したコンセプトで制作しています。《未焼成の土の頭部》《マインド・スタディ》《4つの黄色い縦のコンポジション》《乾いた土の頭部》《椅子の上の乾いた像》《舞台のアンドロイド(88%に縮小)》「建物としてのセルフ・ポートレイト」はマーク・マンダースが架空の芸術家として名付けた「マーク・マンダース」という人物の自画像を建物の枠組みを用いて構築する。マンダースと架空のマンダースの自画像。一体、あなたはどこに居るのか…不思議な感覚になります。その不思議な感覚がたまらなく、もう一度見て周りました。