ミリタリー腕時計のナイロン製NATOベルトとはG10ストラップが正式な名称 | ちょいとNEWS

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先日、夏らしい軽い感じのミリタリーウォッチが欲しくて薄いオリーブにようなカーキのような色のお洒落なTIMEXを1本買いました。検索キーワードで「ナイロン製ベルト腕時計」でヒットしたものをセレクトしたんですが、その腕時計のイメージをカジュアルに変身させるナイロン製ストラップであるNATOベルトとは何という意味でしょうか。

NATOベルト(腕時計)


まずはその軽い感じのリボン状のベルトは、とても耐久性が心配になってしまう気がしますが、このナイロンの強度が凄すぎるんです。そのNATOベルトは英軍支給の腕時計に付けられていた引き通し式の腕時計ベルトのことで、軽い・丈夫・生産性が高い・安いということで軍用として用いられたのが始まり。英国軍が最初に採用し、のちにNATO加盟国でも広まったことで有名になりました。なお、G10ストラップが正式な名称だそうです。

現在お使いの腕時計をこのNATO式ナイロンベルトに交換すれば、イメチェンも簡単にできますよね。もちろんサイズがきちんと合っていないと駄目です。ただし、ドレスウォッチなどには似合わないので、クロノとかダイバーズに換装すればバッチリだと思います。下の写真が私が購入したTIMEXはダイバーズ系ウォッチです。


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本物のNATOベルトとは?

現在のナイロン製ストラップの規格が出来るまでの歴史は、1973年11月30日に18mmのグレーの物が規格品として登録されたのが最初。現在はグレーの20mmに変更され、これが現在も続く規格だそうです。さらに、ストラップは尾錠、ループが規定位置でナイロン素材を熱処理して固定されていること。ストラップの端 及び、小穴は熱処理で加工されている事が規格の条件です。

この熱処理はナイロンだからできる技で、淵を熱で溶かして解れ防止することで安く軽く丈夫にできるメリットなんですね。素材はリボンはストレートクロス編みでできており、湿度の高い環境や、過酷な戦場で肌に害があるような添加物を使用していない事も必須条件です。


NATOナイロンベルトと1本型ナイロンベルトの装着方法




007も愛用のNATOベルト

007NATOベルトとロレックス

ところで、1963年に公開された映画で、あの007シリーズでショーン・コネリー扮するジェームス・ボンドが、ロレックス・サブマリーナ6538にRAF仕様のNATOストラップを使ったそうです。RAFとはROYAL AIR FORCEの略。詳細は下記。

正真正銘の本物のNATO軍ストラップ・時計ベルトです。伝統あるイギリス製品は名作『007』でも使...





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