いまから8年も前の話になりますが
私は百貨店で販売のお仕事をしておりました。
言葉使いには本当に気を使い、
普段絶対使わないような、お上品な私を
演じていました。
とっても窮屈だった、言葉使いが
だんだんと自然になり、
普段の会話でもお上品。
家での夫婦の会話もお上品。
驚きです。
私が?
お上品に!
すると、今度は自然に
立ち振る舞いまでもお上品に。
ドアを閉める私、
引出しをあける私、
指先までしなやかに、
お上品になってゆくではありませんか。
ここまでくると
窮屈は感じなくなり、
優雅で心地よい感覚になってきます。
言葉使いを変えるだけで、こんなにも自分が変わるなんて!
これには時間はさほどかかりませんでした。
驚きです。
人って不思議。
が、しかし!
それは8年前の話。
その後、私は出産をし、
今では2歳児を
「待て~~~~!!!!」と
追いかける毎日。
お上品ったら、どこ吹く風。
そのうえ、
今年4月から長女は幼稚園に行きはじめ、
バス停ママとの会話のほとんどが
「すごいですね~」
「エライ!」
「さすが~!」
この3パターン。
ボキャブラリーも衰える一方。
この3パターンを意識して使わないようにしていても
ついつい、出てしまうのです。
「すごい」 の代わりに、別な言葉で褒め称えよう
「エライ」 の代わりに、別な言葉で感動を伝えよう
「さすが」 の代わりに、別な言葉で私に与えた影響をお伝えしたい
なんて思っているのですが
頭がうまく回らない!
そんなわけで
買ってみました。
「美しい日本語と正しい敬語が身に付く本」
本日届いたので、まだ読み切っていませんが
これは面白い!
「褒める」にしても
いろんな「とっさの一言」があったり、
今の私にはもってこいの一冊のようです!
我が子にも、正しい言葉を知ってもらいたいので、
しばらく私の愛読書になりそうです。
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