《死体 遺体》
*悲しい
正直言って、遺体に触れたくない。
最近では
父親の遺体に触れた。
人は
死んだら
人形の様になる。
私が1番最初に触れた死んだ人は
おじいちゃんだった。
ギリ
おじいちゃんは、生きてる様に死んでくれていた。
父親は、ガッツリ死んでいた。
後年
認知症を患い
死んで行った。
私は何度も何度も父親の顔を見た。
死んでいる父親の顔を見た。
夜中に何回も死んだ父親の顔を見た。
確かに死んでいる。
死んだ父親は、悲しいけど、人形の様だった。
人が死んだら悲しい。
人は死んだら人形になる。
眠っている様に…。
とか言うけど
人は死んだら
死んだ様になる。
それが
悲しい。