有言実行 ~ だんのブログ~

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私にとってSWHLでの6シーズン目となった2020-2021シーズンが終了しました。

日本女子リーグレギュラーシーズン上位3チームで争われる予定だったプレーオフが新型コロナウイルスの影響で中止となり、レギュラーシーズンの結果で順位が決まるため、SWHLの最終順位は2or3位となりました。優勝することができず、悔しい気持ちもありますが、スケジュール的にも難しいシーズンで、日本リーグ初参戦という側面も考えると健闘できたのかな、とも思います。全日本選手権では準決勝、決勝ともPK戦までもつれる接戦でしたが、5年ぶりの全日本選手権での日本一は感慨深いものがありました。


2021-2022シーズンは怒涛のように毎日が過ぎ、仕事でもフットサルでも求められることが増え、毎日を懸命に生きてきた、という印象です。緊急事態宣言が発出され、リーグ開幕がずれ込み、オンラインでのトレーニングとなり、開幕しても無観客試合が続き、毎週末は試合で全国各地を飛び回る。加えて週4日、京都と兵庫の往復も、6シーズン目ですがやはりなかなかしんどかったです。

でも、共に頂を目指して、SWHLを強くしたい、成長したい、というスタッフや仲間がいて、何より切磋琢磨できるGK陣がいて、何とか気持ちを切らさずにやってこれました。

私たちを信じて、チームスポンサーとして支えてくださいました、桜橋渡辺病院様、SWHメディカル株式会社様、TDT様、BIGJOHN様、豊和株式会社様、住友生命保険相互会社様、株式会社ゼロスタイル様、株式会社伊藤園様、DESIGNOFFICECIRCLE様、チームウェアのサプライヤーをしてくださったPENALTY様、本当にありがとうございました。


また、私個人をサポートしてくださった企業スポンサーの株式会社visionup様、リアラインソックスを提供してくださった株式会社GLAB様、デスポルチのシューズを提供してくださったドリブルジャパン様、そして49名の個人サポーター様の支えがあって、また1シーズン頑張ることができました。本当にいつもありがとうございます!




個人的には2020年に開催予定だった、AFC女子フットサル選手権でアジアNo.1を奪還し、SWHLとしてタイトルを獲って、第一線を退くつもりで2020-2021シーズンをスタートさせました。しかし結果的に、AFCはコロナの影響で延期となり、SWHLは全日本選手権でのタイトルは獲れたものの、日本女子リーグでは2位以下となりました。


2021-2022シーズン、また1年やるのか、やらないのか、引退するのか、残留するのか、移籍するのか。

オフの期間、悩みに悩みました。

辞めようかと考えた理由はいくつかあって、年々責任が増えてきた仕事との両立の難しさと、心身ともに疲労困憊状態がシーズン中ずっと続く。回復しない(年齢によるものなのか)。犠牲にするものの多さの分、フットサルに向き合い、情熱を注げているのかという疑問。

チームとしても若くて熱意溢れるGKがいて、後は任せられる。代表としても若返っていて、GKには素晴らしい後継者がいる。

もう、ここらへんでいいか。

という気持ちが正直固まりつつありました。



答えを出さないといけない期限が迫ってきても、なかなかゴールに辿り着けませんでした。

こんなに辞められる理由があるのに、なぜか。と考えたときに、やはり、やり残したことの多さと、引き止めてくれたGK陣の想いが引っかかっていたからです。

2013年から代表メンバーに選出していただき、育ててくれた代表チームへの恩返しがしたい。次のAFCメンバーに選出されるかは分からないけれど、可能性が0でないならまだ戦いたい。どういう形であっても、日本がアジアNo.1になるその大会を見届けたい。その気持ちを捨て切ることができないと感じました。

SWHLに対しても、やり残したことがあります。2020-2021シーズン、本当に日本一強くてえぇチームだったのか?全員がチームを勝たせるために役割を全うできたか?自分本意になってなかったか?上手いだけ、強いだけではいけない。沢山、改めなければならないチームとしての課題があります。そこから目を逸らさず、心からえぇチームだと思いたい。長年所属したチームを、大好きだったと思って去りたい。だから、このタイミングではないかなと思いました。

そして、4人のGK争い。2020-2021シーズン、1試合も出られなかった選手もいます。他のチームにいけば重宝される逸材なのに、出場できなくても、1年間ひたむきに努力し続けてくれました。私が引退することで、出場機会も増えたら、より成長できるだろうと思います。

それでも、一緒にやりたいから、チームに残ってほしいと言ってくれました。

この1年、GKチームは素晴らしいものになったと感じています。そして、それぞれが目に見えて成長しました。2021-2022シーズン、前シーズンよりも争いは激化するだろうし、後輩たちの成長が楽しみで仕方ありません。でもその中でも出場機会を得るために、自分もさらに成長したい。こう思わせてくれたGK陣に感謝です。


2021-2022シーズン、思い残すことのないよう、1日1日を大事に、歩んでいきたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いいたします。



SWHL  #21  山本 彩加