12/13 クリスマスツリー
先日のクリスマスパーティーのために
『クリスマスツリー』
という曲を作ったんだけど
人前で歌ったのは
その日のライブで一度きり
もうステージで歌われることはないと思う
昔別れた女性への想いを綴ったもので
彼女が聞いたら迷惑な気がするからね
それでも先日歌っちゃったのは
一度だけ歌うことこそに
意味がある気がしたから
【儚さと佇まい】
自由が丘のクリスマスツリーが
すごく綺麗だった
キラキラしながらも落ち着いた雰囲気で
おもわず見とれてしまった
ふと視線を反らすと
ツリーの隣には
すっかり葉を落とした木がいると気づく
一年中この通りを見守ってくれている木
この季節には
いや
この季節にも
誰にも相手にされず
ただそこに立っている
寒かったりするのかな
なにか考えたりするのかな
なにも言わず
じーっと街を見守っている
そんな風に擬人化してしまうぼくは
きっと人肌寂しかったんだろうな
今振り返ると
あのクリスマスツリーさんだって
あんなに人に見られて
疲れやしないのかな
この季節だけのために
切られちゃったのかな
いずれにしても
それぞれに役割があるってのは
人も同じだなぁ
とか思っちゃうぼくは
やっぱり人肌恋しいんだろうな