1/4 風

 

キーボードを打つ左側で

窓が懸命に吠えています

 

 

そう

それくらいの比喩が

思い浮かんでしまうくらい

 

ひなんちゅは”かぜ”に

敏感になっていました

 

 

新年2日目

鼻水がぽたぽたと流れだし

次の日には

喉はカラカラ

頭と首、腰が熱くなり

3日目の今日

バイトも休みをいただいて

 

ようやく休まってきた身体。。。

 

 

おそらく

年末年始の過食と偏食

そして急なランニング

が原因だったのでしょう

 

 

 

誰かの役に立てている実感のない時

ヒトはあまりに悲観的になるもので

 

ひなんちゅも

自分の欠点ばかりを映し出す心に

苛まれていました

 

それでもなんとか前を向こうと

重い頭を持ち上げて

 

ずっとサボり続けていた

翻訳の仕事に取り組みました

 

それはなかなか単調ながら

やりがいのある作業で

次第に彼の失望感や不安は

落ち着いてきました

 

 

ひなんちゅのお母さんも

彼にトマトスープを振る舞ってくれて

 

助けてくれる存在がいる安心感で

次第に元気になっていきました

 

 

最近出会った仲間とも

そんな家族みたいな関係を

築いていけたら幸せだなぁ

とか妄想美化して

さらに元気を取り戻していきます

 

 

まだまだ声は出ないし

耳や後頭部は痛いけれど

「きっと寝ればすぐ治る」と

そう思えたらもう治ったも同然

 

 

風邪はいつでも

新たな自分への悟りを

連れてきてくれますクローバー