我慢強い人は、周囲から好印象を持たれるし、会社からも重宝される存在です。
でも、いつもネガティブな感情を押し殺しているのだとしたら、それは決して良いことではありません。
そのせいで、相手に敵意が芽生えてくることもあります
そのせいで、ストレスや疲労が溜まり、不眠になったり、ある日突然全身に発疹が出てきたなんて話もよく聞きます。
我慢には、人間的な成長をもたらす良い我慢と、心を病ませる悪い我慢があります。
良い我慢とは、「自分で選んでする我慢」や「目的のある我慢」のことです。
それを選ぶことで苦しくなるかもしれないけれど、そのお陰で未来に希望を抱き、人間的な成長もできます。
例えば、受験生が「受験が終わるまでは友達と遊ぶのを我慢して、勉強に励もう!」と思うのがそうですね。
悪い我慢は、嫌々我慢させられていること。「自分の意思で選んでいない我慢」のことです。
嫌々させられている、納得がいっていない我慢は、ゴールや目的がなく、希望も見いだせません。
延々とただ辛いだけで、ストレスが溜まります。人間的な成長にも結びつきません。
本来、我慢とは「自分のためになること」であり、人格(品性)を高めていけるもの
虚しく終わるものではないのです。
あなたのその我慢は、自分のためになっていますか?
良い我慢をするためには、自分の行動を変えた方がいいのか、それとも考え方を変えた方がいいのか。
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