10月の絵本棚

テーマ【おいしい絵本】

🌾 🍇 🍠 🌰 🥐 🍲 🍚 🍡 🍮 🍷 🍶

収穫の秋。食べもののおいしい季節がやってきました。

生きることは食べること。

子どもから大人まで、いつの時代も人々に欠かせない〈食〉・原始の喜びに通じる〈食〉は、古今東西、昔話や絵本のテーマとなることも多く、世代を超えて愛されつづけています。

また絵本は記憶の再生装置でもあります。

収穫したり、お料理したり、わくわくしながらレストランや街に出かけたり、たいせつな誰かとテーブルを囲んだ――そんな幸せなシーンを思い出すこともあるかもしれません。

お腹がグｩと鳴りそうな「おいしい絵本」。

あなたもどうぞ召し上がれ😊🍴

（左上から）

『おまたせクッキー』（パット・ハッチンス作／乾侑美子訳／偕成社）、『ジャイアント・ジャム・サンド』（ジョン・ヴァーノン・ロード文、絵／安西徹雄訳／アリス館）、『このにおいなんのにおい』（柳原良平作、絵／こぐま社）、『ノラネコぐんだんパンこうじょう』（工藤ノリコ著／白泉社）、『からすのパンやさん』（加古里子文と絵／偕成社）

『うれないやきそばパン』（富永まい文／いぬんこ絵／中尾昌稔作／金の星社）、『まんぷくよこちょう』（なかざわくみこ作／文溪堂）、『せかいいちまじめなレストラン』（たしろちさと作／ほるぷ出版）、『きょうのごはん』（加藤休ミ作／偕成社）、『じゃむじゃむどんくまさん』（柿本幸造絵／蔵冨千鶴子文／至光社）

『ライラックどおりのおひるごはん』（フェリシタ・サラ作／石津ちひろ訳／BL出版）、『３びきのくま』（トルストイ文／バスネツォフ絵／おがさわらとよき訳／福音館書店）、『ポテトむらのコロッケまつり』（竹下文子文／出口かずみ絵／教育画劇）、『かぼちゃスープ』（ヘレン・クーパー作／せなあいこ訳／アスラン書房）、『ゼラルダと人喰い鬼』（トミー・ウンゲラー作／たむらりゅういち、あそうくみ訳／評論社）

🍽✨ 絵本コーディネーター東條知美