【北京師範大学主催・オンライン講演会 vol.2】

 

10/6

中国の北京師範大学主催・オンライン講演会にて、「絵本と”ジェンダー„ ~自分らしさを育む表現~」のタイトルの下、お話をさせていただきました。

 

 

・主催:北京师范大学教育学部姚颖副教授外国文教专家项目

・対象:学生、院生、一般

・目的:日本の絵本を用いた教育、その他実践に関する紹介

 

(投影データは中国語で)

 

 

 

 

ご聴講いただきました大勢の皆様、北京師範大学の皆様、早稲田大学小林教授、今回も同時通訳と資料翻訳というたいへんなお仕事を引き受けてくださいました早稲田大学大学院生の劉琦(リュウ キ)さんに、心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

(スライドを一部ご紹介します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講義後、たくさんのご質問もお寄せいただきました。

 

・日本で「自分らしさ」や「ジェンダー」をテーマにした絵本活用の状況は?

・保護者や教員は「ジェンダー」というテーマにどの程度関心を持っているのか?

・幼稚園や保育園における(このテーマの絵本の)ニーズは?

・家庭教育の中でこのテーマを実践する場合、絵本以外のアプローチにはどのようなものがあるか?

 

......

 

現行のSDGs教育及び学習指導要領の内容に触れつつお答えしたり、学校勤務の経験や見聞、学会・研究会の記述等から、できる限りではありますがお答えさせていただきました。

中国の皆さまの「ジェンダー教育」に関する並々ならぬ興味が伝わる場面でした。

 

 

講演のタイトルは「絵本と”ジェンダー„ 」

こちらは近年、私が国内の自治体(男女共同参画課)よりご依頼をお受けする機会の多いテーマではあるのですが、

中国国内事情に詳しくない私が、このほんとうの核心部分――「未来への希望を託す絵本」についてうまくお伝えすることが果たしてできるだろうかと、制作中はやや心配もございました。

〈中国でジェンダー課題も徐々に浮かび上がってきて、これらの課題の解決につながる色々示唆をいただきました。〉とのご感想もいただき、ほっとしております。
「互いにわかりあうこと」「偏りのない眼で相手をみること」がいかに大切かという点を、このひととき、絵本を題材に多くの中国の方々と共有できたのではないかと思います。

 

北京師範大学主催の講演会は、次回『子育て支援と絵本』テーマを携えて11月に続いてまいります。

ご期待に沿えますよう、次回もしっかり務めさせていただきます。

 

謝謝

謝謝

北京师范大学

 

 

絵本コーディネーター東條知美