☆『もりのかくれんぼう』
(末吉暁子 作/林明子 絵/偕成社)

今、はじめて思いました。
お兄ちゃんがけいこをからかうあの歌、異世界からの出口に繋がるあの(いつもの調子の)歌は、からかいのつもりで早足で先を歩きすぎて、気がつけば本当に妹(けいこ)を見失っていた兄による、心配まじりのCallだったのではないかと――。
(姉だった私にも心当たりがあります。)

金色の季節に🍂
子どもにも、大人にも、ぜひどうぞ。(2023/11/7)

絵本コーディネーター東條知美