今、FAXDMが安いです。
1枚5円以下の送信料を謳う業者もいます。
FAXDM原稿制作に取り組んでいる私としては、驚くべき価格です。10年ほど前は、1通25円前後だったと記憶しています。その時と比べれば、約1/5です。
10年前、FAXDMが流行った際、FAXDM業者が雨後の竹の子のように現われました。FAXDM業界は、差別化しようにも、差別化できる要素があまりありません。そのため、必然的に価格競争になります。1/5以下になるのも仕方ないことかもしれません。とはいえ、利用する側は、願ってもいないチャンスです。
「でも、通信費は安くなったけど、FAXDMの反応も悪くなったよ。トントンじゃない？」と言う人もいるでしょう。確かに、FAXDMが流行った時期に比べると、反応率は下がっていると思います。しかしそれでも、1/5以下にはなっていないはずです。
すべての業界のFAXDMに携わっているわけではありませんが、私が制作するFAXDMは、0.3～1%ほどの反応があります。私の下には、「反応が悪いのでFAXDMの原稿を制作してください」と、2、3度目の送信時に使う原稿の依頼がきます。それでも、上記の反応率を出します。（通常は、1度目よりも2，3度目の反応は落ちる）
通信費のように「何分の何」まで、反応が下がっているようには思えません。つまり、以前と比べて、費用対効果は高くなっている可能性が十分にあるのです。
ネットマーケティングが台頭している間に、コストが下がり費用対効果を高めたのがFAXDMです。WEBやSNSが持てはやされている昨今ですが、こうしたアナログ手法（オフライン）も忘れずに、集客の選択肢に乗せておきたいものです。
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