先日、構成がしっかりとした記事を素早く書くコツとして、
アウトラインを組むことをオススメしました。

「h2」「h3」の見出しを先に作ってから
各見出しの下に本文を書いていく、といったものです。

言い方を変えれば、
頭から一気に書くのではなく、
「全体から各部分へ」といった書き方です。

今回もアウトラインの必要性について
別角度から説明したいと思います。


■ アウトラインの必要性をアナロジーで説明してみる

今回はアウトラインの必要性を
絵画や彫刻を用いて説明したいと思います。

絵画や彫刻は作品を作る際、
いきなり筆を入れたり、彫刻刀を入れたりはしません。
まずは全体の輪郭を描いてから、細かい部分を作っていきます。
油絵なら「素描」、彫刻なら「下絵」が全体にあたります。

今回アナロジーに用いた絵画や彫刻だけではなく、
大抵の作品作りは「全体から各部分へ」の手順を踏みます。


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■ なぜ、記事作成は「全体」を軽視されるのか
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ではなぜ、記事作成は、「全体(アウトライン)」を描くことの
重要性があまり認識されていないのか。

おそらくそれは、簡単に「やり直し」が利くからだと思います。
パソコン上での執筆は、いくらでも修正が可能です。
こうした背景から、「全体から各部分へ」の必要性が薄れたのかもしれません。

私は、「頭から一気書き」と「全体から各部分へ」の両方を実践してきました。
経験から言えば、この2つは書く時のストレスが全く違います。
「全体から各部分へ」のほうがストレスは小さいのです。

大きな課題を小さな課題に細分化して、
小さな課題を一つひとつこなしていくイメージです。

それなりの文量、目安として5000字以上の記事を書くなら、
アウトラインを作ってから執筆したほうがよいでしょう。

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さてこんな感じで、
アウトラインの必要性をアナロジーを用いて説明してみました。
アナロジーを使えば、分かりやすく説明ができます。また表現の幅も広がります。

アナロジーに興味を持たれた方は、下記のリンク先をご覧ください。

アナロジー思考を鍛えるノート術を紹介しています。

■ アナロジー思考のトレーニングに特化したノート術


今回は、以上です。