<1990年->
地元のアルバイトを辞め、
品川にあった配膳会社に登録したのが東京への第一歩でした…
面接・登録したその日、いきなり
「人がいないから行ってくれ!」と言われ、
始めて勤務したのが
「レディー・クリスタル」という船でした。
まだ品川駅の東口/港南口が、今よりずっと寂しく、
そこから送迎のマイクロバスが出ていました…
船の停泊場所は天王洲アイルのすぐ側で
モノレールの駅はあったものの、
りんかい線はまだない…そんな時代でした…
【レディー・クリスタル】346t
≪18歳:短期&ヘルプ≫
レディー・クリスタル号は、
豪華客船で知られる飛鳥IIを保有する日本郵船の
クリスタル・シンフォニーの小型版レストランシップです。
この船では、陸の調理場で、
ある程度まで作られた料理が運ばれ、
中の狭い調理場で仕上げ、出していたのですが、
346tと小さい船だった為、他の大型船より揺れがあり、
しかも調理場のウォーマーが異常に熱く
料理を運ぶのも大変でした(汗;
しかも波止場では潮の満ち引きの差で
皿やカトラリー類を過去び出すのに大変な時も多く
なかなか骨の折れる仕事でした…
ただ、当時から芸能人の利用、貸し切りが異常に多く、
まだ学生だった自分には色んな意味で刺激と学びの多い仕事でした…
この頃は、まだまだ世の中超バブリーでしたしネ…
ここには約3ヵ月連続勤務の他、スポットで何回か働きました。
働くのはもう勘弁ですが、雰囲気が良いので、
客として是非もう一度乗りたい船ですネ!
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その後、レストラン・シップの経験を活かせと、
派遣されたのが
「東京ヴァンテアン・クルーズ」でした。
つづく…