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1992年…
コロンブス新大陸発見500周年記念の年、
バルセローナではオリンピックが行われ、
セヴィリアでは万博が開催された。
コロンブスが発見者かどうかの話しは別の機会にするとして…
この年、
角川書店の「角川春木」氏が中心となって
コロンブス航海の旗艦である
【サンタ・マリア号の復元】
が行われることになり、
1989年バルセロナのビューデス造船所で
建造が開始、1991年に完成した…
(1992年9月9日中瀬撮影)
[総トン数120t:全長32.21m:幅7.9m:メインマスト28m]
完成後の1991年6月、
訓練を兼ねて500年前のサンタ・マリア号が改築された
サンタ・マリアの目の前にあるカディスに寄港、
一度バルセローナに帰港し、
7月13日、バルセローナからの
【大航海に出港】
7月22日、コロンブスが船出したウエルバに寄港し、
8月6日、ウエルバを出港、同日カナリアのラス・パルマスに寄港、
途中ゴメラ島に寄港後、43日かけて
10月4日、サン・サルバドール島に到着…
その後、数々の寄港地に寄り、
ハワイ、グアムを経て、
(1992年9月9日中瀬撮影)
1992年4月に神戸に到着、
その後、日本各地の寄港地を経て
9月8日東京の竹芝桟橋に寄港した!
当時、私は同じ竹芝桟橋に停泊している
「東京ヴァンテアン・クルーズ」で働いていたので、
どうしても見たくなり、
次の日の9日、カメラを持参で交渉に…
そして、クルーを見つけて
「僕は名前が航也で、昔から船が好きで…」と、
熱心に交渉!
そしたらそのクルーの方が、責任者にかけあってくれたようで、
クルー「特別に見学を許可します。」
ヤッター!
(1992年9月9日21スタッフ撮影)
船内も見せてもらいました!
(1992年9月9日21スタッフ撮影)
当時のスタッフ達と。
この後、サンタ・マリア号は幾つかの寄港の後、
神戸のメリケン・パークに保存展示されています。
この復元船、ジパング(日本)への大航海の様子は
以下の本にまとめられています。
波涛を越えて―コロンブスの夢の実現/サンタ・マリア号協会
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