たまにこういう基礎的な情報が上がるのは

良いことですね。


僕の世代(1960-1970年代)は

男性が女性をエスコートするために


フランス料理やワインの勉強をしたものですが

今はそんな男性も少ないし

女性の方が経験値高いし


一方で普段の仕事での要求度とストレスが多いので

男性はレストラン行ったら何も考えたくないのか


コースを頼むのが基本で

昨今はペアリングという名の元に

ワインもお任せという名の丸投げが横行。


結果、多くの方が勉強不足…

というか勉強する気もない(?)ので


気にするのは食べログの点数か

ミシュランの星の数…


まぁ情報過剰な昨今は

それもまた結果仕方がないのかもしれませんが


個人的に思うのは


お酒の各協会団体が

文化や歴史や成分の他

栄養学や生理学など

周辺にまつわる蘊蓄などの面白さを

伝えてこなかった部分もあり


お酒を扱う人間も

自分の世界観や自分の舌ではなく

パーカーポイントやペニンポイントなど

評価の基準を外注してしまって


僕からすると話して

面白いサービスマンが減ったな…と。