今日から9月!
ほぼ日手帳や能率手帳NOLTYをはじめ、来年の手帳の発売が本格的に始まります。
文房具好き、手帳好きには悩ましい日々のはじまりでもあります。
ここ数年は、ほぼ日手帳のオリジナルとカズンとWEEKのあいだを行ったり来たりの私。
先日改めて、自分が手帳に求めるものは何か?それを満たしてくれる手帳は何か?を考える「ひとり手帳会議」をしてみました。
(夏休み、台風で出掛けられなくてヒマだったので)
①1日1ページと、見開きで一週間ページの2冊づかいが基本。
1日1ページは家に置くので大きめ、週間ページは持ち歩くのでコンパクトサイズ
②万年筆で書くので、裏写りや抜けのない紙質であること
③1年間、毎日触れるたびにテンションが上がるようなデザインであること
④来年以降も同じものを入手できること
こんな感じです。
自分だけのこだわりがありつつ、さまざな手帳を見るたびに惹かれてしまうのです。
夏休みのあいだ、クーラーの効いた部屋で各メーカーの来年の手帳の予告をチェックし、手帳について熱く語るブログなどを見ているうちに、
昔一目惚れをしたけれど泣く泣くあきらめた手帳を見つけました。
その手帳の名はスマイソン。
その出会いは、伊勢丹新宿店の高級文房具コーナーで
私は、美しいブルーのラムスキンの表紙に金箔がほどこされた手帳に心をわしづかみされたのでした。
さらにページをめくると、中の紙が淡いブルー!
完全にノックアウトでした。
連れて帰ろうと決意し、ふと値段を見たところ、掌サイズの手帳とは思えない値段に打ちのめされました。
当時使っていたモレスキンも手帳としてはそこそこの値段でしたが、仕事で使う道具にそこまでの投資はできず、
かといって、プライベート用に買ってもそれを埋める予定がないのでそもそもいらないじゃん!
という結論に至り、泣く泣くあきらめたのでした。
それから時は過ぎ、ネットで手帳を検索していた私は、あるブログにたどり着きました。
そこにはスマイソンの本国イギリスのホームページから手帳を注文した、と書いてあったのです。
早速スマイソンのホームページを見つけ、手帳を探してみると、日本の半額近い値段!
かつ、日本からの注文はVAT付加価値税が引かれるのでさらに安くなる!
関税と差し引いても、かなり安く手にすることができるのです!
日本のほぼ日手帳だって、カバーをつけたら値段的にそんなに変わらないじゃん!
毎日残業で疲れた私をスマイソンが優しく癒してくれることを考えたら、元は十分とれる!と自分に言い聞かせ、ポチッとしました。
そうして英国の由緒正しき生まれの高貴な方(手帳)が、日本の一般庶民(私)の手元にやってきたのでした。
1日1ページのミドルサイズの手帳と、
パナマノートと呼ばれるスマイソンを代表する手帳です。
ラムスキンの表紙からは、革の香りが漂います。
フェザーライトペーパーは淡いブルーが上品で、肌触りがサラサラしています。
この薄い紙が万年筆を受け止めてくれることを想像すると、今から2017年が待ちきれません。
これで来年の手帳は決まりました!
プライベートは。笑。
仕事用の手帳はどうするか、ゆっくり悩みいと思います。