ずっとずっと20年近くやって来た
自分が最も天職だと思ってやって来た仕事。

それは、
美容であり、エステサロンであり、
それにまつわる技術や販売。




私は7年以上も現場を離れ
経営者と言う立場で裏方へ
労務や経理、企画を担ってきた。
オーナー業って事になるのかな、、、


しかし今は、
施術、運営を含む全てを1人で担い、
当初は1人には余りにも
両手からこぼれ落ちる顧客数で
心も体もボロボロになる忙しさ。


何のためにこの仕事をしているのか?
なんて考えられないし、
あちこち体は痛むし、
朝になると腕や手指が動かない。
疲弊して行く姿を、
家族はとても心配していた。 



そんな時に鏡に写る自分を見て
私はいつまで美を売り物として
やって行くに値する
若さや美しさを纏って行かれるのだろう?
と言う不安を覚えた。


自分のペースを掴むのに3ヶ月かかって歩み始めた私は、
『この仕事…
いつまで続けていこうか…』

そう考えるようになっていた。



大好きじゃなくなってしまうのかなぁ?



人は承認欲求を求め続ける。
大好きだと思う仕事を見つけて
誰かに必要だと認められ
そこに市場が生まれる。
そしてより多くの収入を望む。
これが大好きな仕事の仕組みなのかと思っていた。



でもどうやらこれは、
大好きな仕事ではない。

・誰かに認められていない
・収入が人より少ない
・出来てると思うのに評価されない
・向いてないのかなぁ

これでは大好きな仕事とは言えない。




大好きな仕事は、
承認欲求を求めない物なんだと思うし、
独りよがりな技術でもダメでプロレベル。
サービスではなく気遣い。


全て自分発で、相手が喜んでくれると完結する。


よって大好きな仕事とは、
継続的に本物を追求する力。
それを商売でやってしまうと、
好きじゃない事の方が多くなる。
これって大好きじゃない仕事を選んでる理由になる。


趣味程度に好きな時に
相手に必要な最高の施術をする事
それができる環境を整えたなら、
必要な売上も上がるし、
自信を持って大好きな仕事って言える。



だから、
私はあえて大好きな仕事である為に
質的向上で次の事をした。


・営業時間の削減
・営業日の削減
・家庭の時間を充実させる
・家族と旅をする時間を毎月取る
・海外に行って1人の時間を取る
・一匹狼を卒業して仲間を作る
・経済の柱をいくつか持つ
・素直になる


最後の素直になるが1番重要だと思うけど、
歳を重ねると全て自分が正しいと思いがち。
いったんは素直に受け入れてみる。
それが正しいか否か自ら動き確認すること。
そこは感情では判断しない。
主観じゃなく事実を見ること。
そうするとね、
事実、正しいものは
自分にとって最高の出会いであり
幸せを掴む種になる。


あなたは大好きじゃない仕事を選んでない?