ありがとうございます。
レイキ伝授とヒーリング
COCOIRO 白石庸子です。

「暮らしにレイキ」を合言葉に、
「使えるレイキ」を目指しています。



初釜前の打ち合わせを兼ねた稽古で

茶室をのぞいた途端、
ドン!と飛び込んできた
お軸の書…

吸い寄せられるように近寄ると

「寿山 樹色籠佳氣」

鵬雲斎大宗匠の御筆でした。

エネルギーのこもった言葉や文字を
「言靈」「形靈」と呼びますが

まさに、まさに、
瞬時にして感じるものですね。



今年の初釜のテーマは
ズバリ!「初釜」ということで

(お茶会は、茶名をもっている先輩方が
 企画準備をしてくださります。感謝!)

お目出度いお道具が並ぶ中、
金銀の重ね茶碗 嶋台や
縁高に盛られた花びら餅など
初釜らしい、初釜ならではのお取り合わせが
わたしたち初心者にとっては
逆に新鮮に感じられたのでした。

お茶杓がまた素晴らしくて…
煤竹の茶杓は艶がなんとも美しく
お作は、鵬雲斎大宗匠
銘は、一路歩

胸に響きます。

嶋台で点てられる濃茶…
金箔、銀箔に、濃い茶の緑が映えます。

まさに…

「寿山の 樹色 佳氣に 籠もる」

掛け軸の書を
茶によって
体現しているかのように感じました。

目を瞑れば
そこは
佳い氣があふれる青山の中のよう

清々しく
なんとも年のはじめに相応しい
初釜を体験することかできました。

わたしは…というと、
濃茶席では正客を
務めさせていただきましたが、
「主客一体」とはほど遠く…

先輩方の助け舟のおかげで
どうにかこうにか…

後に、「ようこサン、緊張してましたね~」と
声をかけられ、周りのひとにも伝わってたのね、と
稽古不足を痛感したところです。


席を改め
薄茶席では亭主役をいただきまして
自服も含め、8椀分の薄茶を点てました。

普段のんびりしているので
この日は特に意識して
薄茶らしくテキパキと動きました。
(裏千家なので元々シンプルで凛々しい点前でもあり)





とてもよい体験をさせていただきました。

ありがとうございます。

さぁ、1年が始まりました。
精進してまいります。








いつもありがとう。
靈氣とともに。
天意とともに。