生姜紅茶ダイエット
ネット上で、生姜紅茶ダイエットで、2ヶ月10キロ痩せたという記事を読みました。
2ヶ月10キロなんて、そんなバカなことはないのだけど、生姜が血行を良くすることはわかっていますし、もしも体温が上がれば代謝も上がることがわかっています。
そこで、実際に、体温がどのくらい上がるかどうか測定してみました。
でも、5~10分ほどで元の体温に戻ってしまいます。
もしも、平熱が1度上昇すると、基礎代謝が10~12%向上するといわれています。
しかし、残念ながら、生姜紅茶を飲んでも、5~10分ほどしか上昇しません。
体温は平均して35.9度でした。
私たちの体温は、肝臓で脂肪が燃やされて、体温が保たれているのですが、どうも、私の肝臓のボイラーの設定温度が35.9度のようです。
生姜紅茶を飲んでも、ボイラーの設定温度は変わらないのです。
血行を良くする食べ物
下図は中国医学で血行を促進するとされる食べ物です。
たまねぎ、にんにく、ラッキョウ、ねぎ、生姜、なす、くわい、青背の魚、サバ、かに、きくらげ、さんしょう、唐辛子、シナモン、黒酢などです。
身体を冷やす食べ物を避ける
体を温める食材をたべるだけでなく、体を冷やす食材を避けなければなりません。
身体を冷やす食べ物は、夏の野菜、南国の果物です。
野菜も必ず火を通して温野菜にして食べます。
冷たい飲み物はダメで、水は沸かしてから飲みます。
サシミもダメです。
体温が0.3度あがりました。
生姜紅茶ダイエットは1ヶ月つづけましたが、ダメでした。
そこで、徒食間で中国医学の本を借りてきて、温性の食材を食べ、涼性の食材を避ける食生活を続けてみました。
豚肉は涼性の食材なので、豚肉も避けました。
中国医学に基づいた食生活を1ヶ月続けた結果、体温が0.3度上がりました。
生姜紅茶ダイエットはウソですが、中国医学の温性の食材、涼性の食材という考え方は正しいと思います。
中国医学では昔から温性の食材、涼性の食材という考えかたが伝統として、庶民の食生活の中に根付いています。私たち日本人も見習うべきだと思います。