筋トレVS有酸素運動
下図は、筋トレと有酸素運動の場合の食後の血糖値の関係を調べたものです。
運動強度によって、筋肉で使われるエネルギーの違いがよくわかります。





最大パワーが必要な筋トレでは、筋肉は筋グリコーゲンを使います。
グリコーゲンは燃焼速度が速く、爆発的なエネルギーを出せるからです。
一方、ウォーキングやスロージョギングなど大きなパワーが必要でない運動では、筋肉は血液中の脂肪やブドウ糖を主に燃やします。


食後に運動する場合、筋トレや100mダッシュなどでは、筋肉は筋グリコーゲンを使います。
血液中の脂肪やブドウ糖がほとんど使われないので、上図のように血糖値が下がりません。
ウォーキングやスロージョギングなど、大きなパワーが必要でない運動では、筋グリコーゲンはあまり使われません。

血液中の脂肪とブドウ糖が使われるので、血糖値が下がります。


筋トレは、食前でも食後でも脂肪の燃焼には適していない運動です。