NHKためしてガッテンで、食前の運動が良いことが紹介されました。
ためしてガッテン!運動するなら食前?食後?
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110105.html
4人の被験者に同じエクササイズを食前、食後で分かれてやってもらったところ、食前に運動する方がダイエット効果が高いことが分かりました。
そのカギは血糖値。
血糖値は、糖分を摂ると上がりますが、運動することでも血糖値が上がります。
運動によって、肝臓や内臓脂肪に貯蔵されている糖や脂肪が引き出され、血糖値が上昇します。
そうすると、脳が空腹でないと感じるのです。
食前運動のメリットは3つ。
(1)たまっていたエネルギーから消費する
(2)血糖値が上がって食事の量が減る
(3)どうせなら食事を減らそう!という気持ちになる
この3つの効果がダイエット成功の秘密です。
ダイエットの秘訣
運動は続けることが一番大切です。続けやすい時間に行うことがダイエットの大切です。
ただし、糖尿病の治療を行っている人は医師と相談してください。
筋肉はインスリンの助けなしで糖を消費できます。
ですから、食後の高血糖を防ぐために糖尿病患者には、食後の運動が勧められます。
ジョギング中の血糖値
上のグラフは、私のジョギング前後の血糖値です。
朝5時に起床し、5時10分にジョギングをはじめました。
約1時間のジョギングをしたあとシャワーを浴び、血糖値を測ったところ、125mgでした。
これは、バナナを1本食べたくらいの血糖値にあたるので、ジョギング中は空腹でなくなります。
ジョギングが終わってから1時間たったら、血糖値が100mgまで下がりました。
血糖値が100mgまで下がると、少し空腹を感じます。
空腹を感じてから朝食を摂ると、血糖値がちょうど良いくらいまで上がります。
もしも、ジョギング後すぐに朝食を摂ると、血糖値が180mgくらいまで上がってしまいます。
それでは良くないので、ジョギング後30分以上はあけるようにします。