ハルナール
何年か前に、長距離の日帰りバスツアーに乗りました。
そのツアーは朝早く出発し、高速道路をひたすら走って飛騨高山を回り、夜遅く帰ってくるツアーでした。
バスはトイレ休憩のため、高速道路のサービスエリアごとに止まりました。
そのたびに男性たちはトイレに入ります。
トイレでは、いつも私だけが取り残されました。
そのときに、はじめて私は自分のトイレがほかの人よりも遅いことに気がつきました。
バスツアーから帰って、近所の内科医院でたずねてみました。
そしたら、パンツを抜いでそこに寝てくださいと言われました。
言われたとおりにすると、お尻から指を突っ込まれて、前立腺が肥大していますと言われました。
医師は、尿の切れがよくなるクスリですと言ってハルナールを処方してくれました。
でも、私の尿は出るのが遅いのです。尿の切れがよくなると言われても意味がわかりません。
ハルナールをしばらく飲みましたが、あまり改善されたようではありませんでした。
ハルナールの副作用
これは私だけかもしれませんが、ハルナールを飲むと、強い立ちくらみが起こります。
たとえば、ソファに横たわっていて、不意に立ち上がると目の前が真っ暗になり、何かにつかまるか、しゃがまないと倒れてしまいます。
時間をかけて、ゆっくりと用心深く起き上がらなければなりません。
ネットで検索すると、ハルナールには血圧低下、立ちくらみ、冷感、不整脈、むくみなどの副作用があるそうです。
ハルナールをしばらく飲んでいましたが、立ちくらみがひどいので、飲むのをやめました。