> 体臭がするとかは大丈夫でしょうか?


体臭は大丈夫です。
糖質制限はケトン臭が出るという人がいますが、あれはウソです。ケトン臭が出ることは実際には滅多にありません。

ケトン臭は二日酔いの朝のような臭いがします。
ケトン体は酢酸の一種なので、酢のような汗臭いような臭いがしますが、肉や豆腐を食べるととたんに止まります。
糖質制限食は、蛋白質を食べるので実際にはケトン臭は出ません。


> 自分としては体臭はしていないと思うし、汗臭さもありません。


それは実際にケトン体が出ていないから臭わないのです。

もしも、ケトン臭があれば自分でもすぐにわかります。
また、ケトン臭は加齢臭のようなイヤな臭いではありませんから、出たとしても心配ありません。


> そして、体温が高くなったような気がします。いつもぽかぽかして、今の時期暑すぎてしんどいです。


蛋白質を食べると、胃壁から蛋白質とほぼ同量の消化酵素が分泌します。
消化酵素が蛋白質を分解するときに胃の中で熱が出るので、体温が上昇します。
蛋白質が多めの食事をすると、熱が発生するので、身体がぽかぽかするのです。


> 急に痩せたのですが、そこからはやせなくなった気がします。糖質制限は、ある程度いくと痩せなくなるのでしょうか?


それは当然です。
身体には恒常性維持機能があって、あるところまで痩せると、身体中のあらゆる機能が痩せ過ぎないように働きはじめます。
糖質制限のせいではなく、恒常性維持機能のせいで下げ止まったのです。


> ずっと糖質制限していて、炭水化物食べると太りやすくなるとか体質変化はありますか?


炭水化物を食べると太ると思います。しかし、それは体質変化のせいではありません。


蛋白質は胃の中で消化されるときに、蛋白質のカロリーのうちの約30%が熱損失になります。人類は肉類をうまく消化できないのです。
一方の糖質は消化しやすくて、糖質のカロリーの96%が利用できます。

人類にとって、蛋白質は消化しにくい栄養素で、フルーツや穀類などは消化しやすい栄養素です。

ですから、炭水化物を多めに食べると、同じカロリーでも太るようになります。