ペット介護士プロフェショナル
ハートケアカウンセラー
(ペットロスカウンセラー)

中川です

こんにちは
今日は最初にご紹介したいことが
Facebookでお友達になって

dogandcafebuddyを
応援してくださった
ツボミちゃんママさん

blogを書いてくださいました
ソウルメイトと呼んでいただき
とても嬉しいですね❤️

ツボミちゃんママとの出会いは
また書かせていただきますね
ありがとうございまーす😊
こちらからどうぞ↓
ハロウィン🎃

さて前回の続きです

大切な人
大切なペット

大切なものを喪う

喪ってはじめて気づくことが

ありますよね

大切なものを喪った時
皆様はどんな思いで
涙を流しますか

失望 絶望 苦しみ 哀しみ
喜び 慈しみ 愛 

当たり前に過ぎていく毎日

明日も明後日も

永遠なんて何もないと

若い頃って

そんなこと考えもせず

ただ繰り返される
夜が明けて暮れていく

そう
私も養父がこんなに早く
別れがくるなんて思っなかった




養父のことが好きだったのか

それとも嫌いだったのか

今思い出しても
答えは分からない


18歳の頃


スナック勤めをしていた頃


母からの電話

『元気で』

『どしたん』
『大したことないんやけど』
『何よ』
『お父さんが倒れて意識不明よ』

『それを早よ言うてよ』
仕事を早退して
病室へ駆けつけて眼にした姿
息をしているだけの養父

薄情なのか

何も感情が湧いてこない

母の
この人は好き勝手して
何も残さず
熱を下げるための氷代も
残さなかった
早く死んだらいいのに

その言葉を聞いて

こんな状態の時に
そんなこと言われんと
言った記憶がある

母の本心だったのだろうか

仕事を終えた昼間は私が
夜は母が
交代で看病が始まった

看病をはじめて14日目
『仕事した疲れてるから
今日はええけん
帰って寝』
その言葉に甘えて
その日は病室へ行かなかった

次の日の朝
6月30日
電話がなった
お父さんが家に帰ってきたけん

私は養父の最期を看取れなかった
あの日看病に行っていれば
お別れの言葉をかけられたのに

後悔だけが残る

自宅で横たわる姿
顔には白い布を掛けある
親戚達が慌ただしく葬儀の準備

父は親戚からの嫌われ者

お通夜
このクソ暑い日に喪服って
こんな時に死なんでも

愛のない言葉
静かに風が吹く
心が冷たくなっていく


母も同じように調子を合わせ
文句をタラタラ言ってたね

夜も遅い時間だってと思いますが
棺の側に母が独り

ふと見てみると
静かに涙を流してた

本当は辛くて
寂しくて
半身不随の母は
言いようのない不安が
溢れて出したのだろうと思います

自分の心に嘘ついて
強がって
誤魔化してただけ

お母さん
私この家で一緒に住もうか

いいよ
あんたはまだまだ若いから
自分で生活して行き

ところが

親戚の叔父さんに
お前ここまで大きくしてもらって
『お母さんのこと
ちゃんと面倒見なあかんぞ』


わかってるの返事をする寸前

母から出た言葉

この子がそんなこと
してくれるはずないわ

言葉を失った



養女だと知らされ
捨て子といじめられ
何か事が起きると私が犯人
何を言っても信じてもらえず

親戚をたらい回しで弄られ

それでも
養父母が両親だと
恩返ししたいって
思ってる

さっきの私の気持ちは…
なぜそんな嘘をつくの…

この時はじめて
人間不信に陥った


皆様は人を信じられますか
それとも信じられないですか

火葬場で

連れ合いを呼ぶとかの理由で
嫁は火葬場に行ってはいけないらしく
母は家で待機してました

出棺の時
写真もお位牌も
持たせてもらえなかった
他人だから

親友に連絡して参列してくれました
私の生い立ちを知ってるから
側にいてほしかった


棺が焼くために
静かに奥へと吸い込まれていく

その瞬間

やめて〜
止めて〜
思わず叫んだ言葉

溢れ出す
哀しみの感情が
抑えきれなかった

寂しかった
辛かった
もう会えないんだね

喪ってはじめて気づく
大切な人だった
護ってくれてたんだって

そんな私に放った
叔母さんの声

泣いても帰ってこんけん
こっちで巻き寿司でも食べ
親友は背中を摩りながら
一緒に涙を流してくれたのに
5年ほど経ったある日
別の友人から聞かされた
『葬式にや呼んで迷惑よ』
ショックでした
親友だと信じてたのに
裏切られた


小さくなった養父
みんなで骨を拾い骨壷へ


お骨を誰が持つのかって
話になって
どうせ私は他人だから
諦めてた

すると
私を大切にしてくれた
母方の姉の息子
脳腫瘍で亡くなったおばちゃんの息子

由美ちゃんが娘やから
持つのが当然と
言ってくれたの

父のお骨を大切に抱え
帰宅すると

誰も塩をかけてもくれず

夜の商売しよんのに
酒ぐらい注いで回れ

散々な言われようでした


葬儀の夜

飼ってたヨーキーが
押入れに向かって
やたら吠えまくる
電気をつけると治る

父がお別れを言いに来てくれたのかな


父の思い出は今もこの胸に

沢山教えてくれました

他人のふり見て我がふり直せ

他人と同じラインに立つな
一段上から見下ろせ
すると腹も立たないから

後ろ指は刺すな
どうせなら刺される側になれ

まだ10代の私には
理解できないことばかり
でも今なら解る
父の教え


養父も不器用で
愛情表現が
苦手だったのかもしれない

40年のときが経ち
今もし会えるなら
伝えたいことがある

一言だけ

出逢た奇跡に
そして13年間
ありがとう

言葉にして伝えなきゃ
思っていないのと同じ
後悔しないためにも


その後養母とそれまで通り
記念日毎に訪ねて
できる限り見守っていきました


次回は
養護施設の兼子から聞いてた
施設へ連絡して
訪問することに
果たして私の実姉なのか

いつもいいね メッセ ツイート
フォローありがとうございます

全ての皆様に
笑顔の華が咲きますように🌼

最後までお付き合い
ありがとうございました🌹