無事に保護された迷子犬


この犬を見かけたのは、Twitterの投稿でした。

山へ出かけたひとが見かけて、帰りもその場でジッとして待っているような姿に胸をいためる人たちのシェアで広まっていました。










現在は、皆様の連絡などの協力や警察のおかげで無事に保護収容されました。詳しい犬の情報は以下に貼ります。

https://www.pref.saitama.lg.jp/b0713/syuuyoujyouhou/chichibu.html


怪我や健康状態にも問題はなく、冷たい山の寒さからも逃れ、しっかり食事をとることができてるそうで、なにより一安心です。


先ずは元気で良かったです!

それにしても、まだ幼い、2歳程度だなんて。

つくづく犬とは偉い、2歳でえらいな…。

この場で待つなんて、ホント…

私なら同じようにできるわけない。

できるわけないんです。


収容期間中に飼い主さんが見つかるかもしれないし、譲渡になるかわからないけれど、これから楽しい犬生を過ごせるようにと願うのみ。

私にできることはそれ以上はありません。


しかし、飼い主であるなら迷子にしたなら探すこと、その覚悟も持つこと。必ず首輪に鑑札を装着してくれる立派な飼い主さんを選んでもらいたい。そこに尽きます。


もうひとつ…

この件で無事に保護されたあと、保健所での収容前に預かりたいひともいました。医療にかけて大切に保護したいとした優しさです。


しかし、行政の判断としては飼い主を待つことを優先として収容されました。そのことで秩父警察に電話しましょうなどの呼びかけしたり、警察を非難される声も上がっていました。


クレーム?抗議ですか?

犬にとっても、飼い主にとっても、誰にとっても、迷惑行為ですよ。


それよりも、犬の今後を考えること。

つまり必要なことは、収容期限後のために引き取る覚悟されたらどうですか?

と、いうことなんです。


さらには、6日の命、保健所に連れて行かられたら殺処分されるなどといった憶測を騒ぐだけの人たち…。


こちらの皆様なら既に理解されてのことだと思いますが、まず収容期限は飼い主を待つ期限。

なので、自治体にもよりますが、直ぐに殺処分ではないですし、殺処分ゼロにむけて今は保護団体なども連携や協力して譲渡に取り組まれています。


憶測で騒ぎ、殺処分の言葉で煽り立て、間違った情報が拡散されるようなニュアンスの投稿は控えましょうよ。感情的になっても事態は変わらないのですから。


どうしても犬の身が心配なら、自分で引き取るための準備を進めていけばいいし、連絡がどうしてもしたいならクレームではなく、犬の様子を聞きながらも保護してくれた警察へ御礼をしたり、迷惑にならない程度にセンターの皆様にお願いをしたり、ネガティブな感情以外のことをした方がいいと思うんですけどね…。


最後にもう一言だけ書かせてください。


お願いです。こうした場合、飼い主以外の人からの管轄へのクレームの連絡をしないようにしましょう。迷惑行為になるので…。


正しい知識を持ちましょう。収容自体が悪いわけでもなく、飼い主を待つ期限です。収容期限後の譲渡体制や受け入れる保護手続きのが大事だと思うので、よろしくお願いします。


飼い主さんが迎えに行きにくくなるような投稿にも気をつけたいですよね…。


  こちらの​犬に心当たりのある方は…

秩父保健所(秩父市桜木町8-18)

電話:0494-22-3824

ファックス:0494-22-2798

※月曜日から金曜日の8時30分から17時15分(祝日、12月29日から1月3日を除く)