そういえば、今年もそろそろ金沢の冬の風物詩、兼六園の雪吊り作業が終わるころでしょうか。

 

にっぽん折り紙】の石川県は、しんしんと雪が降る兼六園がデザインされています♪

にっぽん折り紙:17石川 兼六園)

 

金沢市の中心部にある兼六園は、みなさんご存知の通り、水戸偕楽園、岡山後楽園とならぶ日本三大名園の一つで、広大な敷地に日本庭園が広がります。

 

その敷地内には、500本以上の木々が四季折々訪れる人たちを楽しませてくれていますが、11月に入ると一ヶ月以上をかけて木々たちに冬支度をします。

 

それが雪吊りです。

 

雪の重さから枝を守るために、幹の近くに芯柱を立て、わら縄を放射状に垂らします。

 

ちなみに、雪吊り作業は、毎年園内随一の枝ぶりを誇る「唐崎松」から始め、3月の雪吊りの取り外しの際には、「唐崎松」が最後に取り外され、春を迎えるそうです。

 

この「唐崎松」には、5本の芯柱が建てられ、総数約800本の縄で枝を吊るそうです。(兼六園の雪吊りより)

 

この雪吊りの技術は全国から庭師が学びにくるほど、伝統的な高い技術です。

 

そして驚くのは、職人さんが園内全ての雪吊りを手作業で行い、総勢500名以上の庭師さんが入るという・・・先人たちの知恵を、重機も入れず今も受け継いでいると思うと、本当に素晴らしいです。

 

 

北陸新幹線も開通して、アクセスも良くなりましたが、なかなか金沢まで行けない方へ・・・

 

なんと兼六園ではライブカメラを公開しています!

 

 

今見ると、ライブカメラにも雪吊りが映っていますね!

 

 

また年末年始はなんと無料開園されるそうですよ。

 

期間:12月31日~平成31年1月3日まで。

開園時間はこちらよりご確認ください。

 

 

2月からは夜間のライトアップも開催されるそうなので、冬の美しい兼六園を見にお出かけしてみてはいかがでしょう?

画像はほっと石川県旅ねっとより

 

 

 

 

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