本日、香川看護専門学校の卒業式で独立行政法人国立病院機構 香川小児病院の中川院長さんが祝辞の中でイソップ物語の『3人のレンガ職人』を引用されていました。有名なお話のようですが、恥ずかしながら私は存じ上げませんでした。なんか、卒業生以上に胸を打たれてしまいました。

『覚えていない!』という方にあらすじをご紹介します。

★3人のレンガ職人のストーリー(視点の持ち方一つでこんなにも違う仕事になる)
中世ヨーロッパで旅人がある街を歩いていると、3人の職人がレンガを積んでいるのが見えました。
そこで彼は3人にそれぞれに「何をしているのですか?」と質問してみることにしました。
一人目の職人は「ごらんの通りレンガを積んでいるのですよ。誰でもできる仕事だから1時間働いても銅貨1枚しかもらえない」と文句を言いながら答えました。
二人目の職人は「レンガの壁をつくっています。1ヶ月働けば銀貨10枚になるしね。おもしろい仕事じゃないけど、家族を養わなきゃいけないからね」とあきらめたように答えました。
三人目の職人は「町中の人が喜ぶ大聖堂をつくっています。自分が亡くなってからも、子供や孫たちが私の仕事を誇りにしてくれると思いますよ」とにこやかに胸を張って答えました。

 同じ仕事をしても、考え方や取り組み姿勢が違えば、その成果には大きな差ができるという例えですよね。この話は『看護師さん』だけではなく、どんな仕事でも、そして『政治家』にも通じるところがあります。

皆さん『三人目の職人』さんを心がけて夢をもって頑張りましょう!

辻村おさむ オフィシャルブログ “不撓不屈”-3人のレンガ職人