★高校生議会①(説明会)★

 昨年6月、選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げる公職選挙法が改正されたことを受け、近い将来選挙権を持つ高校生に、政治への参加意識を高めてもらうため、香川県議会主催で『高校生議会』を開くことにしました。

 今までも香川県議会では『子ども議会』や『女性議会』や『フレッシュマン議会』等を開催してきましたが、どれもが本会議場で県議会の委員会を模した質疑応答だけでした。今回の『高校生議会』はそれより一歩踏み出し代表者を選ぶ選挙からはじめ、選ばれた方は高校生議員としてみんなの意見を集約し政策を創り、最後に本会議場でみんなで決議文を採択する、という『民主主義の代議員制度』を一連のものとして取り組む、本格的な『高校生議会』を企画しました。

 『高校生議会の』の目的は下記のとおりです。
① 香川県議会の仕事内容や必要性を認識してもらう。
② 高校生に政治に対する関心を持ってもらう。
③ 日本の選挙のやり方を知ってもらう。
④ 選挙運動(公約づくり等)とはどのようなものか知ってもらう。
⑤ 政策づくりとは何か知ってもらう。
⑥ 香川県議会本会議場の雰囲気を知ってもらう。
⑦ 『香川県の課題』が自分自身の課題であること(お任せ民主主義では駄目である)を認識してもらう。
⑧ 国民主権、主権在民を認識してもらう。

 まずは、各高校に現職の県議会議員が説明会に出向き、直接高校生に語りかけることから始めました。私も観音寺中央高校をお邪魔し、『政治の重要性』『選挙の意義』『主権の在り方』等々について話をさせて頂きました。そのあと学校の先生から代表者選考や選挙についての説明がなされました。こ難しい話なのですが、みんな静かに真剣に聞いていただきました。9月議会の関係もあり、すべての学校に現職の議員が行くことはできませんでしたが、普段、我々県議会議員が直接高校生に話をする機会は極めて少なく、高校生にとっては新鮮であり、我々議員にとっても刺激になったのではないかと思います。

※ 観音寺中央高校での説明会の様子