本日開催された 香川県議会2月議会 、自民党議員会の代表質問の中から主だったものを紹介します。

★ 平成30年度予算案について ★ 
 
 Q:来年度の予算案について、厳しい財政状況の中、県債残高等への配慮なども含め、どのような考え方で編成に臨んだのか?
 
 A: 無駄を省き、施策の選択と集中を徹底することで財源を確保し、その限られた財源を県政の最優先課題である「人口減少の克服と地域活力の歩みを確かなものとしていく予算」として編成した。具体的には「活力あふれる香川」のための県内就職支援、IOTやAI等の先端技術を活用した産業振興、移住定住支援策、四国の中枢拠点機能の推進のための新県立体育館の整備。「安心につなげる香川」のための待機児童対策の強化、かがわ縁結び支援センターの機能拡充、不妊治療・不育症治療への支援、子育て支援、交通死亡事故対策、南海トラフ地震の発生に備えた防災・減災対策。「未来に向けて笑顔で暮らせる香川」のための英語教育の推進、東京オリパラに向けた人材育成、県産木材の利用促進、人にも動物にも優しい香川づくり。等々に取り組む。

 

★ 交通死亡事故抑止対策について ★
 
 Q:交通死亡事故の抑止に向けどう取り組むのか?
 
 A: 高齢者ASV購入補助制度は「安全運転サポート車」に合わせて制度に見直し、ドライブレコーダーの普及、AIを活用した事故発生要因の探求による対策強化等々取り組む。

 

 

★ 子育て県香川の実現ついて ★
 
 Q:「子育て県香川」の実現に向けどのように取り組むのか?
 
 A: 保育士確保対策の強化として保育学生への就学資金貸付、保育所と保育人材バンク登録者とのマッチング、潜在保育士の復職支援、未就学児を持つ保育士の保育料の半額や就職準備資金の貸付と2年間就業継続した時の減免事業、保育所の一時預かりやファミリーサポートセンター事業を利用料への助成。開園25周年を迎える「さぬきこどもの国」の大規模リニューアル。「子ども政策推進局」を設置し、結婚から妊娠・出産を経て、子育て、青少年育成まで切れ目ない支援を総合的に推進する。

 

★ 県産品の販路拡大いついて ★
 
 Q:オリーブを活用した鶏肉の開発状況は?今後県産品の販路拡大にどう取り組むのか?
 
 A: 
オリーブを活用した鶏肉については、平成26年度から生産者と流通業者、研究機関などの行政が一体となって開発を進めてきた。その結果県産地鶏の讃岐コーチンや瀬戸赤どりにオリーブ飼料を給与し、肉質の成分を分析したところ、給与しない鶏肉に比べて、甘味成分のグリシン、旨味成分のコハク酸が多く含まれ、違いが明確に現れたことから、「オリーブ地鶏」として、来月下旬の販売開始に向けて準備を進めている。
 県産品の販路拡大については、「香川県産品のみを扱うカタログギフト」を作成し、来月上旬から販売開始する。オリーブ植栽110周年機に関連商品の販売強化策、東京のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」のリニューアル、等々積極的な販路拡大に取り組む。

 

★ 外国語教育の充実について ★
 
 Q:外国語教育の充実にどう取り組むのか?
 
 A: 新学習指導要領においては、各学校段階の学びを円滑に接続させるとともに、「外国語を使って何ができるようになるか」を明確にするという観点から「聞く」「読む」「話す」「書く」の英語の4技能にそれぞれ具体的な目標が設定されるなど、小・中・高等学校を通じた英語教育の充実を図る。