不登校児童生徒の状況について★  

10月1日に開催された 文教厚生委員会(教育委員会)での質疑の要約です。

 

 

【質問】

①本県における不登校児童生徒の状況はどのようなものか。

②それに対して、どう対策をしているのか。また、適応指導教室の実態はどうか。

③高校における不登校と通信制高校の現状はどのようなものか。

④実社会で生きるには人間関係を築くことが重要となるが、そのような力をつけるための受け皿の必要性についてどう考えるか。

⑤不登校生徒に対する学び直しの場として東京都が設置しているチャレンジスクール(高校)の香川版を次期計画に入れることについてどう考えるか。

【答弁】
①H24年度から28年度まで横ばいであったが、29年度に小学校で増加傾向が見え、30年度は小中学校とも前年度より増加傾向にある。

②各学校において、分かる授業を推進したり、欠席しがちな生徒に対してチームによる対応などを行っている。適応指導教室は県内16市町17ヶ所に設置されており、利用する児童生徒は増加している。

③高校における不登校の数は、一時期減っていたのが最近若干増えつつある。中学校卒業後、通信制に進学する生徒の数も増えつつある。

④県立通信制高校では、スクーリングや各種学校行事も実施し、他の生徒と共同して学ぶ活動も行っている。今後、定時制通信制単独校の在り方について検討したい。

⑤本県の定時制の位置づけをどうするか、チャレンジスクール的な考えを次期計画に入れるかどうかを含めて、今後考えていきたい。