おはようございます。江戸散歩です
港区立郷土資料館
南北線白金台駅から歩いて5分くらいのところに建っています
昭和13年の建造された旧公衆衛生院です
設計は、東京大学建築科教授の内田祥三氏です
荘厳なゴシック様式は内田ゴシックと呼ばれます
中央部の両側には、上空から見ると「コ」の字型を描くように、左右に広がっています
地上5階、塔屋3階、高さは36メートルにもなる建物は、まるで城壁と例えられています
圧倒的な風格があります
日本の公衆衛生の改善と向上のため、公衆衛生に携わる技術者の養成、訓練を行うとともに、
公衆衛生に関する調査研究機関として設置された
米国ロックフェラー財団から350万ドルの寄付により、この国立公衆衛生院が建てられました
ゴシック建築と特徴であるアーチ連
アーチ好きにはこの光景がたまりません
白金の杜に囲まれた国立公衆衛生院
若き乙女たちが白衣の天使になるためにここで学んだそうです
暫くは廃墟として建物が残っていましたが、港区は2018年に港区立郷土歴史館、在宅緩和ケア支援センター、
子育て関連施設、区民協働スペース、防災関連施設、自転車等駐車場といった複合施設「ゆかしの杜」として整備しました
今日はここまで
次回は建物に入ってみましょう