おはようございます。江戸散歩です

 

 

群馬県富岡市の富岡製糸場は、世界遺産に登録されています。

先日、沖縄県の世界遺産である首里城が火災になり、ニュースで見たときは衝撃を受けました。

建築好きな私としては、世界遺産の建物が火災で全焼するなんて、姫路城が火事になるようなものです。

原因を究明して、他の世界遺産も対応をお願いしたいです。

首里城においては、一刻も早く復活して欲しいです。

 

 

さて、こちらの世界遺産は東置繭所を出たところです

 

場内は建設中のところが至る所にあります。

建設現場こそ気を付けたいのが、煙草の不始末ですね。

世界遺産であるノートルダム大聖堂の火災も煙草が原因説があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリュナエンジンと呼ばれる蒸気エンジンです。

富岡製糸場の創業(1872年)に際して設立指導者のポール・ブリュナが導入した横形単気筒蒸気機関で、通称「ブリュナエンジン」と呼ばれています。

蒸気ボイラーと共に旧蒸気釜所(重要文化財)の中に置かれ、大正期に電力に取って代わられるまで繰糸器械等を動かす動力原として使われました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蚕が食べる桑の葉

 

 

 

 

 

 

東置繭所の沢山の窓は、カビから守る為です。
 

 

 

 

 

 

職員の社宅の再現コーナー

ポットは電気ではなく保温のみの機能です。
魔法瓶と呼ばれたポットは、画期的でした。




 

 

 

 

 

この電気器具は懐かしいですね

何ていうのですかね
確か陶器で出来ていたと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繰糸所



繭から糸を取る作業が行われていた建物です。

長さ約140mの巨大な工場で、創設時にフランスから導入した金属製の繰糸器300釜が設置され、世界最大規模の器械製糸工場でした。
小屋組みにトラス構造を用いることで建物の中央に柱のない大空間を作り出すことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

多くの女工さんがここでシルクを生産していました。

日本のシルクは良質で外国から引き合いが多かったです。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フランス式煉瓦積み
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首長館



指導者として雇われたフランス人 ポール・ブリュナが家族と暮らしていた住居です。

コロニアル様式で、床が高く、建物の四方にベランダが回り、窓にはよろい戸を付けた風通しの良い作りとなっています。

ブリュナが去った後は工女の寄宿舎や教育・娯楽の場として利用されました
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製糸場の下を流れる鏑川



排水とともに、取水でも大きな役割がありました。
繭を煮る工程では大量の水を必要とし、この川から汲み上げたそうです。
また、この川を利用して横須賀造船所で作られた機械などを運搬してきたそうです。



工業の発展には川が必須ですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅間寮と呼ばれる宿舎

 

 

 

 

 

まだ発展途上の富岡製糸場

様々な所で以前の富岡製糸場に近づいています。

完成の暁には再び訪れたいです