藁の楯 ネタバレ!? 感想/ カンヌ国際映画祭コンペ部門に出品。大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也 | 映画時光 eigajikou

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世界の色々な国の映画を観るのがライフワーク。
がんサバイバー。
浜松シネマイーラの会報にイラスト&コラム連載中。
今は主にTwitterとFilmarksに投稿しています(eigajikou)

『藁の楯』
Shield of Straw
TOHOシネマズ浜松で鑑賞

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監督:三池崇史
出演:大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也
   岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗
   余貴美子、山崎努

漫画家、映画監督としても活躍する
木内一裕(きうちかずひろ)の同名小説を
三池崇史監督が映画化するアクションサスペンス大作。
10億円もの懸賞金がかかった凶悪犯を
護送するSPたちの姿を緊張感あふれる演出で描き出す。
大沢たかおと松嶋菜々子が孤独な戦いに身を投じる警察官を、
藤原竜也が日本国民全員を敵にまわした凶悪犯を演じる。



結構面白い作品でした。1日サービスデイの夜見に行きましたが、
睡魔に襲われることもなく見ることができました。
とても評判よいこの映画、
これから楽しみにご覧になる方はこの記事読まない方がイイかもです。


この映画、好きな俳優が諏訪太朗さんしか出ていないので(笑)
どうしようか迷ったけど、1日は千円だから見ることにしました。
三池崇史監督の映画久しぶりかなあと思ったけど、
そういえば、『悪の教典』見たんだった。

藤原竜也の芝居が(毎度のことですが)かなり一人で熱くなっていて、
他の役者とかみ合っていない雰囲気でこのままいくのかと思ったら、
だんだん他の人の芝居も熱くなって釣り合うようになっていました。
『パレード』(行定勲監督、藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介
竹財輝之助、野波麻帆、中村ゆり、キムラ緑子、正名僕蔵、石橋蓮司 他)
での、説教たれ変態犯罪者では飽き足らず、
より変態度を増したゾウリムシ以下の犯罪者に挑戦していました。
観客がイラッとする演技を心掛けたようですが、
その心掛けにイラッとする。
あ、いいのかそれで。

爆発炎上したトラックの運転手がコ・チャンソクに見えましたが、
気のせいですね。

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静岡県あたりの設定なのに、三河の匂いがプンプンしたのョ
ホントです。出身地だから。
(今は静岡県に住んでるけど)
これ、愛知でしょと思ったらやっぱり...
結局最後も、あれ~この空気感は...東京じゃないでしょ!?
...やっぱり名古屋でした。

困ったのが、みんなスキがあり過ぎなのと、
どうやって東京に帰ることができたのか分からないのと、
最後に藤原竜也が刺すのをみんなでほっといたのは、
やっぱり、絶対に死刑にするため?
脚本家の林民夫が手掛けた作品、
中村義洋監督『ルート225』『みなさん、さようなら』
古厩智之監督『奈緒子』豊島圭介監督『ソフトボーイ』
高橋伴明監督『道~白磁の人』など、
私の好きな作品が多いです。
今回の脚色はちょっと苦労したんじゃないでしょうか。
そんな感じを受けました。

それから、エンドロールの歌も苦手でした。(ファンにはごめんなさい)
私は日本の警察ヒーローものってあまり好きなジャンルではないので、
こんな感想ですみませんです。
『ジャッキー・コーガン』よりは、随分と楽しめましたよ!

藤原竜也はさすが舞台の人で、
ささやき声でもしっかりセリフが聞こえるのがいつも助かります。
娘がこの役妻夫木聡でなくて良かったと言っていました。


私が好きな変態さん↓

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デヴィッド・リンチ先生の『ブルーベルベッド』のデニス・ホッパー。
カイル・マクラクラン、イザベラ・ロッセリーニ
デニス・ホッパー、ローラ・ダーン
ブルーベルベット (特別編) オリジナル無修正版 [DVD]/カイル・マクラクラン


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ありし日のデニス・ホッパー、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入りの記念式典で。
ヴィゴ・モーテンセンドキドキジャック・ニコルソン、ヘンリー・ホッパー。

ヘンリー・ホッパー父の若い頃に似てる。

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監督:チョン・ビョンギル

出演:パク・シフ、チョン・ジェヨン
   キム・ヨンエ、チョ・ウンジ
   オ・ヨン、チャン・グァン
   チェ・ウォニョン

15年前に起こった連続殺人事件の犯人だと名乗り出た男、
イ・ドゥソクは、時効が成立しているために無罪となった上、
自分の犯した殺人について詳細に記した本を出版。
その衝撃的な内容と美しいルックスが相まって、
ドゥソクは一躍時の人となる。
しかし、15年間事件を追い続けていた刑事チェ・ヒョングは、
本の中に最後の未解決失踪事件の真相が書かれていないことに気づく。
そんな中、自分こそが真犯人だと主張する人物が現れ……。
新鋭チョン・ビョンギル監督が、
「殺人の追憶」の題材にもなった華城連続殺人事件から
インスピレーションを得て描いたサスペンス。

ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』は傑作でした。
殺人の追憶 [DVD]/アミューズソフトエンタテインメント


6月1日ロードショー、
シネマイーラでは、7月27日~
『殺人の告白』
これ、なかなか面白そうです。
パク・シフさんはタイプではありませんが、
演技派のチョン・ジェヨン出てるし、
評価の高いこの映画はとても楽しみにしています。


藤原竜也さんには、究極の犯罪者ジョーカーさん、
(ジャック・ニコルソンではなく、)
ヒース・レジャードキドキのジョーカーを見倣って、頑張って下さい賞を、
勝手に差し上げます。
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↑俺みたいに、命は懸けなくてもいいぜ。


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↑ハイ、拍手、拍手。


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↑これでも取っておけや。


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↑気合入れてけや~パンチ!


昨日の『命をつなぐバイオリン』の記事は気合を入れて書きましたので、
ぜひ読みに来てください。ここ←をクリック


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