自然派のお母さんでK2シロップを嫌がる方は少なくありません。まあ、それはそうでしょう。

 

 生まれて初めて口にするものが添加物まみれにしたくはない。普通に考えれば、当然の流れです。そもそも、摂取は義務ではない。親の同意なく勝手に薬物を飲ませてはならないのに、勝手に飲ます医療機関が続出しているようです。それって、違法じゃない?

 

添付文書参照

 

にしても、なぜにこんなに添加物が必要なんでしょうねえ。

 

さて、

 

 赤ん坊にK2シロップが必要だと言われる理由は、血液を固める凝固因子と呼ばれる物質の一部は、ビタミンKがないと作れない、故に血液を固めることが困難となり、一度出血すると止めることが出来ず、死亡することがある ということによる。

 

 ビタミンK不足に陥る新生児は母乳育児に多く発生する傾向にあり、生まれて1〜2ヶ月頃に下血を起こすとか、脳出血を起こして死亡するという事例が発生する可能性がある ということです。そして、自分で作る力が乏しいからだと。

 

 上記の説明を受けると恐怖に駆られて赤ん坊にK2シロップを飲ませたくなるが、言葉を注意深く観察する必要がある。これは日常的に気にしなければならないことでもあります。

 

 

 「喫煙すると肺癌になる」ではなくて、危険率は4.5倍あるし、喫煙量が増えれば倍率は上がる。喫煙と関係ない肺癌もあるし、「喫煙=肺癌」ではない。あくまでも可能性の問題であり、確率の問題でもある。

 

 赤ん坊がビタミンK不足により出血死を起こした事例が過去にあり、その傾向は母乳育児に高いようだ と言っているのであり、K2シロップを飲まさないと赤ん坊の多くは出血死すると勘違いしてはいけない。あくまでも「可能性」なのである。必ず出血死するということではない。

 

 医学ではVit.K欠乏による出血死を皆無にすることが「成功」であり、1人でも出れば「失敗」という雰囲気があるので、赤ん坊の全員に飲ませろ!それが真実だ!という風潮がある。インフルエンザワクチンも同じ現象が起こっているし、医療界には他にもたくさんある。

 まあ、K2シロップは添加物だらけだが、毒というわけではないので、飲ませておけば安心だという雰囲気もあるにはある。

 

 

では、K2シロップ以外で防ぐ方法はなんだろうか?

◆ 妊娠中にビタミンKを含む食事をする

 〜 残念ながら、Vit.Kは胎盤を通過しない。

 

◆ 出産後に母親がビタミンKを含む食事をする

 〜 幸いにして、Vit.Kは母乳へ移行する。

 〜 1回の授乳で後半の母乳をしっかり飲ませる。

 

 

どんな食材に入っているのか?

 誰もが知っている、納豆である。ネットを調べればいくらでも出てくる。現実的には、モロヘイヤ、春菊、バジル、蕪の葉、オカヒジキ、大根の葉、ヨモギ、、、、果てしない。基本、植物であることは分かる。

 

 上記植物を食べずに母乳育児にこだわれば、我が子を出血の危険にさらすことになる。そんなママのお子さんはK2シロップを飲ませた方が安心安全であろう。

 同じ上記の食材でも、育ちが悪くて栄養がスッカスカの植物であれば、食べていないも同然なので、K2シロップを飲ませた方が安心安全であろう。

 

 

自然派助産師さんの苦悩

 「自然派の貴女だからK2シロップは飲まされないと思ったのに、ガッカリだわ(泣)」と言われた助産師さんがいました。しかし、K2シロップを助産師が勧めないという状況は、公にはほぼ違法に近い状況であることを理解しなければなりません。

 もし、K2シロップを勧めず赤ん坊に出血を来した場合、訴訟になれば責任を果たさなかった助産師と司法は判断します。そうなれば営業停止は免れない。たとえ訴訟にならずとも、バレた場合は提携先の病院から妊婦受け入れを拒否されてしまい、事実上のお産介助は廃業へ追い込まれる危機に陥る可能性があるそうです。

 どうか、その点はじっくりと助産師さんと話し合われますようにしてほしいと思います。

*医療界がそうだと決めると、司法はそれを支持する傾向にあるのです。正しいか、否かは関係ありません。

 

 なんだかんだと言いましても、上記を踏まえた上でK2シロップを赤ん坊に飲ませるかどうか、よく考えましょうカナヘイピスケカナヘイきらきら