ホメオパシーが偽医学と言われる所以はなんでしょう。

 

それは、レメディという砂糖玉の存在ではないかと思います。それは物質的に、今の科学では単なる砂糖玉に過ぎないからです。物質的に薬効成分の何も無い砂糖玉が、身体へ影響するはずはない。存在を証明できないものが病気を治すことを許さない現代医学は、ホメオパシーを非科学的として排除します。検証をしても、効果がないという前提からスタートしますので結果はそうなります。そして、その情報だけを見た方は信じます。

 

これは当たり前です

 

手術、放射線、薬物投与

この3つが日本の現代医学(以下:医学)だからです

とても即物的ですが高い権威を持つに至っています

故に、これ以外で病気が治ると権威が揺らぐのです

以前、

実際に何人かの近しい医者に伝えてみたのです

医学以外でも病気を治す方法があるよって

そしたら同じ答えが返ってきたのです

それじゃ食っていけないよ って

彼らの中心はそこなのです

まあ、そりゃそうだ

生活がかかっているし

それが仕事だもの

それが。

ね。

 

医学では目に見える世界での検証が全て。人の目には可視光範囲のみが見えるから、それを信じる。X線は見えないが間接的に骨が写るからあるらしいと分かる。テレビは電波という電磁波だが画面が映るから信じ、ラジオも聞こえるから信じるが、電磁波過敏症は医学において証明されいないから無いことになる。症状をしつこく言うと、精神科送りになる。間接的にも把握できなければ”無い”となり、もしくは”怪しい”という言葉を使って排除するしかなくなります。それが医学の世界観。

 

でも、昆虫は紫外線の範囲まで見えるらしい。鷹の視力は16とかあるらしい(1km上空から地上を歩く鼠が見えるらしい)。フクロウは広げると2mもある羽を器用に折りたたみながら漆黒の闇の中で木々の間を飛んで行く。クマムシは煮ても焼いても真空でも死なない。その他もろもろ、人間の尺度でこの世を測ることすらできていない。要は、人が把握できるか、できないかである。

 

例え医学以外で病気が良くなっても、「たまたま」「偶然」「奇跡」「特別」「誤診」という名前に変わる。単に、今の方法で測定できるか否かに過ぎない。自然界は既に人智を遥かに越えているのに、である。裏を返せば、人智はその程度のレベルなのである。

 

 

目に見えないもので病気が治ったら嘘となり、いわゆる、測定できるエヴィデンス(証拠)が全ての医学界。これは実に狭い世界観なのである。だから測定できる物質の無いホメオパシーのレメディは偽薬となる。昔の私もそうでした。視野が極端に狭かったものですから。はい。

 

でも、身をもってホメオパシーを体験してしまった私は、もはや偽薬だとは到底言うことはできません。だって、その人に変化が起こってしまうのですから。変化とは前回も書いたけれど、「貴方は雨に当たると濡れると言うことを信じますか?」という状況です。これは信じる信じないの範疇ではありません。


目に見えない世界観に 愛 思いやり 絆 友情 いろいろあります。これを否定する医者はいないでしょう。でも、それで病気が治ってはいけないのです。良い結果が出ても見なかったことにします。だって、医学の権威が揺らぎますから。医学以外で病気が治ると困る方々の影響力も強大です。

 

目に見えない医療に 祈り 靈氣 気功 ホメオパシー オステオパシー いろいろあります。怪しいですね。医学的には絶対に治ってはいけません。

 

あと、物質的なハーブティーで良くなっても駄目ですね。ハーブティーがバッシングを受けないのは害にならないし、きっと自分でも飲んでいるからでしょう。日常なら容認する。

 

ただ不思議なのは、医学以外で良くなっている患者さんを真面目に医学界で調べようとしないことです。医学にとっての不都合は調べないで、ただただ不思議がる。逆に先日、知人のがん患者さんが勝手に治して主治医に伝えに行ったら、なんと怒られたそうです。これでは科学者とは言えないです。でもまあ、自分もそうでしたが、そもそも検証しようという気にならないのです。。。だって最初から信じていないし、検証の対象にならないし、論文の実績にもならないだろうから。

 

がん患者さんの相談を受けていてつくづく思うのは、殆どの方は医学以外のことに手を出しています。そして、主治医にそのことを言いません。言えば否定されることを知ってか知らずか。知らぬは医者ばかり、ということは多いのです。

 

医学以外でよくなった人を医学で良くなったと勘違いしている医者は意外に多いはずです。その勘違いで医学が進歩していると思い込んでいる可能性がある、ということ。。。ある意味、恐ろしいですね。

 

 

なんか愚痴っぽいキョロキョロ