絵馬明けましておめでとうございます鏡餅

今年も気になったことをつぶやいていこうと思います。

 

健康に不安なときは病院へ行くことが多いです。

病院で「**疑い」と言われたら恐怖となります。

そもそも、

医者は疑うのが仕事であることを忘れてはいけません。

そして、検査を行って一つの診断名を決めなければいけない。

確定診断に至るまで検査を行う。

診断されれば三大療法へ持ち込む。

それが仕事であり正義であるから、それに文句を言う意味がない。

医学島の文化がこうなっている。

それが役にも立つこともあるし、かといってそれが全てではない。

 

病院へ行かない人はネットで情報検索を行ったりします。

例えば「怠い、微熱、病気」で検索すると色々出ます。

不健康な時は情報を自分にとって悪く取る癖があります。

そして、不安を増強させて右往左往します。

病院へ行くのも恐い、放置するのも恐い。

病院ではない誰かに相談へ行く。

私のところへも来るのです。

そんな時、

相談の中で「ネットにはこう書いてあった」という言葉がよく出てきます。

 

書いてある症状がそっくりで!

言われた病名を調べたらとんでもないことが!

私は重病なのかも!

と、不安に駆られています。

そう言えばこんな症状も、あんな症状も!

 

私のところへ相談に来られるのは、まあ、運がいいです。

普通の医者じゃないし、多方面からも話を聞くことが出来ます。

 

 

このネット社会は便利ですが、注意しなければいけないことがあります。

 

どの情報源を取るのか ということ。

 

基本的な概念を押さえておきましょう。

個人のネット情報は偏見に満ち、誇張されている(ここもそうだよ)

 

自分がネットに情報を出そうとする場合、どんなことを書こうとしますか?

 

人の注目を集めることを目的とした人が多いのは「インスタ映え」現象から見て取れます。ブログも似たものがあります。見知らぬ個人の日常に興味を抱く人は少ない。例えば橋本環奈さんが書いたら食いつくかもしれませんけれど、一般人が「今朝、起きて歯を磨きました」と書いても、ねえ。。。 それがどうしたってなりますよねえ。。。 そんなことを書くなよと炎上するかもしれません。

 

だから、

 

珍しい事が書いてあると思っていいでしょう。しかも、尾びれや背びれがたくさんついている。

 

拾った1枚の宝くじが一等だった

ラーメンを食べていたら隣に佐藤健が座って話しかけてきた

新幹線のホームにいたらドクターイエローが来た

風邪だと思っていたら肺結核だった

トレビの泉の水で難病が治った

**で癌が治った


珍事は娯楽です。

世の中には存在します。

2匹目のドジョウ狙いで参考にしてもいいです。

一等が出た宝くじ売り場に人が並ぶ心理です。

ただ、

それが貴方に当てはまると思わない方がいいでしょう。

 
病気の情報を得るなら公的機関にしましょう。
個人のクリニックよりは大きな病院の情報かな。
できれば国公立の機関。
省庁のHPも参考にする。
それらを複数カ所確認します。
 
あとは大企業の公的文書。
一企業であるが故に変なことは書けない(たまに書いてあるけど)
ただし、偏見があることが前提になる。
自社に有利なことは誇張され、不利益は矮小化されている。
これは基本だ。
薬で言えば、薬剤添付文書がそれに当たります。
 
殆ど知識が無い状態で得られた枝葉の情報に翻弄されるのは危険でもあり、意味が無いことでもあります。
 
情報をネットや本や専門科などから得て、道理に基づき、整合性がとれ、納得できる自分になって行動して下さい。
 
 
*いわゆる普通じゃない医者の情報の一つとして私のところへもどうぞお越し下さい。