テレビや新聞の感染報道が多いですね。麻疹とかインフルエンザとかの報道で、注意喚起程度ならいいですが、重犯罪の指名手配犯の逃亡のような重さは要りません。個人的見解としましては、これらは報道する意味もあるのかなあってレベルです。大いなる意思による報道なのでしょうか。。。まあいいです

 

インフルエンザ脳症で長野県の子供が亡くなったという報道も、持病があったのか、解熱剤を使ったのか、抗インフルエンザ薬を使ったのかなど、背景が問題なのに、そこは報道はされません。インフルエンザ脳症で亡くなっただけを報道しますと、たんなる国民の不安助長しかなりません。まあ、インフルエンザで亡くなる人は毎年たくさんいます。

*誰かのネット情報を転載(2017年らしい):[シカゴ 13日 ロイター] - 医学雑誌ランセットに掲載された米疾病対策センター(CDC)のリポートによると、季節性インフルエンザの世界での死者数は流行するウイルスの型によって幅はあるものの、年間29万1000─64万6000人という。

 

 

そもそも人混みに入ればあらゆる感染症の可能性があります。感染症が恐ければ、誰とも接触しないことです。家族内もです。大都市圏にいれば避けられないことです。

 

外へ出たら、あらゆる感染は避けられません。避けられるのは貴方の免疫力が主力です。手洗いは、まあ、してもいいでしょう。でも、ドアノブや何かに触れたら、直ぐに手洗いをしなければ意味はありません。マスクでは上下左右の隙間が広すぎて、病原体の侵入はほとんど防げません(口腔内乾燥を防ぐことで感染症を防げる可能性はあります)。しないよりは、まし、なのかなあ、という気分程度です。

 

あと、感染と感染症を一緒にしてはいけません。

 

病原体に取り憑かれることを感染、発熱などの症状を出した状態を感染症とよびます。予防接種をしていようが、していまいが、全ての人が感染源の運び屋になるため、感染を防ぐことは誰にもできません。ホコリを1つも吸い込まない、なんてことは誰にもできませんから。ですから、予防接種をしていない人を不潔扱いする風潮はやめましょう。そもそもあらゆる感染症で予防接種が存在するのは一つまみに過ぎませんし。

 

ということで、予防接種をした貴方も、ちゃんと病原体を運んでいます。

 

 

そして「予防接種をしていたから軽く済んだ」という話。

 

予防接種は病原体の抗体を作ることが目的であり、1対1の対応であります。簡単に言うと、鍵と鍵穴の関係です。故に、「予防接種をしていたから症状が軽くすむ」という医学生理学的論理は成立しないのです。例えば、5678で開く4桁のダイヤルロックの鞄で、5679だから鞄が少し開くってことはないでございましょう? ですから、めまぐるしく変異するインフルエンザウイルスを予測して予防接種を作ることは最初から論的に破綻しているのです。だから予防接種をしたのに発症する人が続出するのです。

 

という訳で、予防接種をしたのに発症した時点で、予防接種の効果は無かったことが証明されたのです。明確な医学的なエビデンスです。軽かろうが、重かろうが、発症した時点で予防接種の役割は一切果たされていない。軽く済んだのは、貴方の免疫のお陰なのである。実は、このことは全ての医者が知っているはずのことなのである。

 

という訳で、それでも予防接種のお陰で軽く済んだと言う医者が、どんな人か、分かりますねニヤリ