現代医学に囚われなくなっている医療人の目線から、患者中心から外れがちな現代医療を憂い、神業である人体の仕組みに驚愕し、妊娠出産の仕組みに鳥肌を立て、正しいとは言えない常識に翻弄される人々には光が必要だと常々感じております。私もその光の一筋になれたらいいなとマイペースで動いております。
ここ数年、特に気になるのが若いママさんたちです。子育てで迷走しているように思えます。本質というか、そもそも有機生命体である軸が外れているようにも見えます。もちろん、社会の問題もございます。
戦前の3世代同居家族から社会性が変わり、自立心が芽生えたのか、親との同居は嫌だとか、夫の転勤だとか、自分の城を持つだとか、時代の流れで核家族化が進みました。その結果、愛しい可愛らしい小さな命を預かり育てる重責と、あらゆる未曾有の初体験に押し潰されるママさんが多くなっていると感じます。百聞は一見にしかずであり、百見は一験にしかずです。そしてつい「おかあさ〜ん
」と叫びたくなるかもしれません。産後の肥立ち、床上げ20日もそこそこに仕事へ復帰したりもします。
何を取り、何を取らないのか。取捨選択の結果です。まあ、里帰り出産が一番妥当で安心な選択でしょう。
そして社会は社会で責任追求型となり、何かあれば責任を問われます。公園の遊具で怪我をすれば遊具は撤去され、保育園で怪我があれば親に激高され医療費を請求され、予防接種を打たないとか乳幼児健診に行かないだけで幼児虐待だと言われ、とても窮屈な世の中になっています。この一端はひたすら悪を報道し続けるメディアの責任も大きいでしょう。そんなこんなで私はニュースをネットのタイトルだけを見るようになりました。こんな社会は幸せでしょうか。。。
子育てが分からないので、つい育児書を買ったり雑誌を買って育児を学ぼうとします。母乳は本当に出ているのか？ 離乳食は何ヶ月が正しいのか？ つかまり立ちは何ヶ月なのか？ うちの子は正しく成長しているのか？ 内気な私はママ友をどうやって作るのか？ などなど、悩みだらけで苦悩の日々 なんてことはないかい？
ともかく囚われるとこうなると思う。生命体を数値でくくってはいけません。いわゆる子どもらしく元気溌剌で健康的であることが最優先事項です。愛を注ぎながら、危険を教え、社会性を教えていく。状況は野生のクマと同じです。そこに社会性を躾として加味していく。子育ての悩みは開院している助産院の方は親身になってくれるという印象を持っておりますので、足を運んで相談されては如何でしょうか（無責任な発言をしております）。
だからもっと野性を発揮した方がいいと思います。特に妊娠出産は野性そのものです。極端な事を言ってしまえば、女子高生がトイレでも産み落とせます。育児は女性を発揮した方がいいと思います。あ、母性です。母性。解剖生理学的な知識を知るだけでも違ってくると思うんだけどな。。。まあ、いいでしょう。
もっと楽な育児をして欲しい。
純粋に育児を楽しんで欲しい。
全愛情を子供に注いで欲しい。
ママもちゃんと輝いて欲しい。
余計な社会の軋轢を少しでも外して欲しい。
関係ない人は読み飛ばして下さい。で、ここで語ると大変なので、大阪のU子さんの取り組みを知って欲しいなと思っております。何だったらお宅に泊まりに行って欲しいのです。U子さんはたくさんの人が泊まれる家を建てたのだ。きっとそんな親子なら誰でも歓迎されるだろう（これも無責任発言で本人には未確認だ。もし行くなら繋がってアポを取ってね）。きっと、新たな扉が開くだろう。いや、必ず開くだろう。なぜなら、行った人の扉が開いたのを何度も見たからである。行けば分かる。
号泣しながら、こう叫ぶだろう。
それでいいんだ
U子さんは大阪は箕面の山の奥で子育てコミュニティを作っています。ドンドンと繋がりが広がっており、もはや大統領と言っても過言ではないと私は思うのであります。U子さんは子供好きで保育士になったが、一般常識に囚われた厳しい保育士時代（黒歴史と言ってる）を経て、結婚して出産して気づいた。
子育てって、ママって、こんなに大変だったのか
保育士時代は酷いことをしてきたものだと反省し、誰にも頼らず孤軍奮闘して歯を食いしばり良妻賢母で子育てに明け暮れた。うまくいかない
子育てが辛い
イライラが募る
ダメな母親だと自己嫌悪に陥る
そこで再び気づいた。
母親がこんなに苦労して育児をして来たはずはない
育児の歴史から、在り方から、色々学び、一つの結論へ辿り着いた。
ママ同士が繋がる場が必要だ
有志4人で子育てサークルを始めた。徐々にママが集まってきた。自宅マンションでは手狭になり、広い場所を借りた。軌道に乗ってきた頃、3.11が起こった。人と人との繋がりが密になれば助け合う力も増し、救える命も増えるはずだろうに。。。で、一念発起。大阪のマンションを売り、山奥の分譲地へたくさんの人が泊まれる家を建てたのだ。そこで行われることは、
共同養育
何度かお宅へ行ったことがあるのだが、そこでの印象を述べる。なんだかたくさんの家族がいて料理を持ち寄り、妙に楽しい。全員が満面の笑顔なのである。もはや誰が親で誰の子供かが全く分からない。お膝に乗っているのは貴方のお子さんですか？いえ、誰の子だろう？まあ、いいんです、そんなことは。あ、うちの子はあっちで遊んでます。みたいな感じである。U子さんのポリシーであるところの、
ごちゃ混ぜ家族
さあ、1人で悩むのはやめよう
せっかく私も名古屋に住んでいるので、中京にもこんな場所があったらいいなあと思っている。どうしたらよいかはこれから友達と考える。
U子さんは人の心を捕らえる存在である。私も捕らえられた。そんな捕らわれた人々が大きなイベントを開催するので、何とか都合を付けて足を運んで欲しい。私も出るわよ。
開催日 2019年4月20日（土曜）
場 所 神戸文化ホール 大ホール
【開演】13：00（閉演／16：00予定）
【料金】3500円（税込）
【主催】一般社団法人 ゆうりんく
【運営】マザーアース実行委員会
案内ホームページ：Mother Earth 神戸サミット