初めてのインドで、北西のアラビア海を望むムンバイへ参りました。ホメオパシーのお勉強にて7名グループで移動するため、空港からホテルまでお迎えのタクシーで行きました。ホテルからセミナー会場までもお抱え?タクシーで往復。外食は寺院の傍で一度だけ。

こんなことで旅日記が書けるのか? ということで書いていません。しかし、それなりに見えてくる文化があります。ムンバイで外国人に全くと言っていいほど会いませんでいたので、東洋人はジロジロと見られます。

《トゥクトゥク(三輪自転車みたいの)》

The観光客なのでしょう、3歩も歩けばトゥクトゥクがハイエナのように集まってきます。そしてヒンズー語でしょうか、分からない言葉を怒鳴って手招きをします。これでもう、恐い恐い。タクシーに乗っていると前のトゥクトゥクからゴミが放り投げらたりします。ホテルに戻ると門の近くでトゥクトゥクの運転手が誰かと喧嘩していて、そこにワラワラと人々が集まってくる。なぜかタクシー運転手も車を放り出して参戦びっくり 恐い恐いガーン

《道路事情》

Thailandも、Nepalも、Peruもそうだったけれど、基本的に都会で車線は関係ない。レースか!?と思える激しい先頭争い、1秒でも遅れるとクラクション、少しでも遅い車にはクラクション、左右から車やトゥクトゥクが迫る。クラクションはそこら中で鳴りっぱなしである。隙間があれば入り、路地への右折(日本と同じ)はグイグイ横断して対向車を止める、詰まると対向車線を逆走。そこら中の道を人が横断している。しかも堂々と。そして、誰も轢かれず車もぶつかることはない。カオスだ。日本を見たら気を失うだろう。

交差点で止まると必ず物売りや障害者っぽい人が窓を叩いてくる。外国人だと分かるとしつこい。ある時、物乞いなのか少年少女がしつこく窓を叩く。怒ったドライバーが窓を開けた。なぜ開ける!! と思ったらムキー怒鳴りながらシートベルトを外し、ドアを開けて出ていくそぶりを見せると子供たちは逃げていった。

《車事情》

高級車っぽいのもホイホイ走っているが、トゥクトゥクが一番多いように思えるほど走っている。洗車している人もいるが、車体の色が分からないほどホコリが積もっている人もいる。タクシーはそれほど多くない。お抱えになった?タクシー2台のうちの1台。ハンドルが溶けてる。回すとシャリシャリ音がする。サスペンションはへたれきっている。料金メーターも溶けて表示はされない。降りる時にドアを開けると勢いよく戻って何度も前頭部打撲を喰らう。

《お抱え?タクシー事情》

トゥクトゥクが便利で安いから買い物へ行くときは使いたかったが、ストーカーのように待機している。明日は夕方の4時でいいと伝えていたのに、朝の時点で待機していた。何かあったら電話しろと番号を書いた紙を渡される。「My phone is not connected」と言うのに渡してくる。絶対に離さない重要なお客らしい。我々が帰ったらどうなるんだろう。。。キョロキョロ

《路上の人々》

よく野犬?が歩道に数匹昼寝をしている。。。また、狭い歩道に路上生活家族が横たわっていた。2歳くらいの子供をかかえ、顔にはハエがたかっていた。その横をお金持ち風の人が歩くギャップ。うーん。。。 歩道にシートを張ってどう見ても住んでいる人もいた。そんな人々も笑顔が多いのである。生きているだけで充分だとでも言っているように思える。

貧困層は前世で悪いことをしたから仕方がないという概念があるらしい。それを貧困層も富裕層も認めているのかもしれない。それも一つの調和の世界なのだ。きっと。交通事故死しても、来世に行ったと思うという話も聞いた。日本人には軽い死生観に思えるが、そこまで末端の国民まで浸透しているのかもしれない。

《インドのお食事》

悪口みたいな旅日記になっていますが、触れあう人々はとてもフレンドリーで温かです。全ての料理がカレーだと聞いていましたが、思ったほどカレーカレーしておらず、スパイシーというかエスニックというか、実に味の深みがある絶妙さで、日本で食べるよりも格段に美味しいです爆  笑

 

このソースがビックリマーク

どれにかけてももの凄く美味しい!!

ちょっと色が暗めですいません

セミナー会場でのベジ昼食が美味しい音譜

何気なく食べたサンドイッチが辛くて驚いたってのもあるチュー

 

後半へ続く・・・