色々な方が相談に来られます
私は医療人にて病気の相談が中心です
どうしてこんな病気に... と打ちひしがれています
先日のブログで「100年前、博士は言った」を書きました。
この世に生きている限り、魂は諦めてはいないのだと。
私も普通の医者から開かれた医者へと変貌を遂げつつあります。そこでつくづく思うのは、皆さんの体内にある治癒力の偉大さです。
誰もが知っている言葉「自然治癒力」ですが、その本質は誰も知らないのであります。皆さんの身体は細胞でできていますでしょ? その数は40兆個とか50兆個っていいますよね。軽く言ってます。はい。
名古屋にあるLEGOランドのオブジェ、あるニュースには「入り口のオブジェに使用されたブロック総数は約1700万ピース、レゴモデルは約1万体!」と書いてありました。人体の細胞から比べれば、たったの1700万個です。1万体あっても1700億個。LEGOランドの全オブジェのLEGOの個数を足しても1兆に遥か及ばない。
人体の細胞数は40兆〜50兆個ですよ
恐らくそれとは別にされているであろう人体の赤血球を換算すると、平均的に1Lの血液中に5兆個あります。体重60kgの人の血液は約4.6Lなので、23兆個の赤血球があなたの血液を巡って酸素を運搬しています。あってる?この計算?
その概念から人体を想像してみましょう
細胞を組み上げただけではないのです。臓器を作り、臓器特有の働きをしています。その、それぞれの臓器が、緻密に連携機能して身体の状態を一定のレベルを保つように努力し続けています。連絡物質を飛ばし合い、中枢神経も監視しつつ、各臓器が役割を果たし続けた結果、貴方は何の違和感も無く過ごすことが出来るのです。
この世に生きている限り、魂は諦めてはいない。それと同時に、この世の肉体も実は最後の最後の最後まで、決して生きる事を諦めやしないのです。
心筋細胞に至っては、血圧を出せなくなろうとも、自身に血流を送れず酸欠になろうとも、脈打つことを諦めないのです。
血圧が下がり、血流は滞り、酸欠などにより各臓器は機能を停止しはじめ、はたから見るとご臨終なのですが、心電図モニターには波形が延々と表れます。モニターを見ながら「もう、いいから!」と心の中で叫びます。しかし、心筋は酸欠で、瀕死の状態で、自分自身すら酸素を送れず、細胞自身がのたうち回る状況にして「絶対に心拍を打つんだ!」という意地と根性を見せてくれます。もう、そんな状況の心筋に想いを馳せると泣けますよねけなげすぎる、、、 肉体の神秘を感じる瞬間です。
ですから、
貴方のこの世的な身体は、何があろうと健康を維持しようとし続けている。そのことを決して忘れないで欲しいです。
その身体が生きようとしている限り、あなたの魂は生きることを諦めやしない。ですから、死ぬということは凄いことなんですね。でも、死があるからこそ、生が輝くのだと想っています。死を知ること。死を受け入れること。そこがとても大切になってくるのです。元気なうちに、そこをクリアにしておいて欲しいです。
最後の最期まで、身体と魂は決して生きることを諦めやしない
お忘れなきように。
そして病気になった場合、
なぜ治癒力を持ってしても自分は病気にならざるを得なかったのか。
治癒力を削ぐ生き方をしていたのではないだろうか?
先ずは生き様から考え直さなければならないといつも想うのです。
そうゆう方が圧倒的に多いから