月日が経つのも夢のうち、早いものでございます。コロナ自粛で生活が大きく変化してしまい、ブログへ手が回りませんでした。久々に書く余裕ができました。
2018年10月に生きる意味を問うブログを書きました。生きるって、なんだとおもう?
この時のブログは、
この世って なんだろう
本質は常にシンプルだ
きっと、
ひらがなで十文字以内になると思うよ
こんな言葉で終わりました。
答えは出たでしょうか。
答えの前にお話があります。
この過程が重要ですから飛ばさずに読んでね。
《早く世界が開けて渡航できますように》
そのブログを書いた月末に、ヒマラヤ山脈を観に行ってきました。山脈の全長はWikiによると2,400kmに及ぶとか。日本の全長は宗谷岬から沖ノ鳥島まで2,800kmだからすごい山脈です。北海道から九州までよりも長い山脈で、7000m越えの山々が200以上も続く。世界の屋根のヒマラヤ山脈は、インドが丸ごとユーラシア大陸に激突してできたシワシワです。頭がおかしくなりそうですね。その山脈の西側に位置するAnnapurna山系(アンナプルナ)を見て来ました。
お気に入りのShotなので、何度でも出してしまいますよ。お宿「華の家」からAnnapurna山系を望みます。8,000m級のお山です。今回は写真をでかくしますよ。
*右側にあるはずのMachapuchare(マチャプチャレ:魚の尻尾〜ネパールのマッターホルン)はこの写真に写っていなかった。。。次の写真に写ってます。※写真の転載は禁止です
この写真はdesktopPCの背景となっております。ずっとここに居たいここの宿に住み込みたいとさえ思える場所でございました。月日を超えて、いま尚、私の心を捉えて離しません。私の心の奥深くに、とても大きな影響を及ぼしています。
なぜヒマラヤを?
自分の足で歩ける内に、
自分の目が見える内に、
自分の耳が聞こえる内に、
なんでも食べられる内に、
下痢をしても大丈夫な内に、
ということで1年半越しの計画で得た経験です。普通の観光地は80歳でも車椅子でも行こうと思えば行けるのですが、ここはお勧めできません。この場所が皆さんの琴線に触れる訳ではございませんでしょうが、言いたいことはですね、
経験しないと分からないこと、
経験しないと得られないことがあるのだ、
ということなのです。
つくづく思いました。普通の感じだと旅行計画を立てないところでしょ? お友達のお陰で行く気になったのです。話しを聞くと、もう、行きたくて仕方がない感じに。
この写真は、お宿「華の家」のテラスからの眺望です。
とても静かなひととき。
見ていて飽きないお山の皆さん。
そよぐ心地よい風
囀る小鳥の声
もうね、
本当に良かったんですよ
しつこいでしょ?
それくらいの経験だった ということが伝われば良いのです。
妻は、山登りは嫌だとか、ネパール恐いとか、山の上は不便だとか、でも私が行きたいなら付き合うよ的でした。しかし、実際に行ってみた感想は、
来て、ほんとうに良かった
ということでした。
これが経験です。
日本の山もいいぞ! という声が聞こえてきそうですが、見たことの無い景色、日本から数百キロ離れている転地、何もかもが初めての経験は刺激的であり、生きる活力に繋がるような気がします。好き好きですが、海外旅行が好きならドンドン出た方がいいです。《早く新コロが終息しますように》
時差ぼけを利用した未明の起床(普通に覚醒して朝の5時)からの、展望台へ320段くらいの階段を登り、御来光を望む。なんと清々しい。なんと神々しい。朝日に燃えて萌えるAnnapurna山系+Machapuchare。赤ヒマラヤ山脈。静かな早朝。360度に展開する展望の景色。
別の日の早朝は宿から上に登った段々畑の中から燃えるAnnapurna山系。山の仕事は早く、農家の人々が既に作業を始めています。8000m級の山で驚くのは、坂を登れば登るほど、ヒマラヤ山脈も一緒に上がっていくという、不思議な感覚です。こーれーが、またね、すっごい素敵なんですよ。写真の中に頭を突っ込んで見てもらいたい。実感の1/10にも満たないのがこの写真たちなんですね。
元気なうちに、一度は生ヒマラヤ山脈を観るといいんじゃないかなあって思います。PCやスマホを観る度に、この想い出がよみがえってくるのです。それだけでも心が安まります。そんなアイテムを1つは持っているといいですね♫
さあ、
この経験は、この世での経験です。
とても楽しい経験でした。
私は「この世Attraction」と呼んでおります。TDLやUSJなどのようなAttractionです。何度も行きたくなる。何度でも経験したくなるんでしょ? スケールの違いなんですね。ヒマラヤ山脈も何度でも観に行きたくなるんです。でも、時間がないからスイスのアルプスも観たいですね。モンサンミッシェルとか、サグラダファミリアとか、ピサの斜塔とか、パムッカレとか、青の洞窟とか、ミーハーな観光地や世界遺産を観に行きたいですね。
寿命には限りがあるんです。
この世に生まれた意味は、、、ね、
楽しむために居るんです。
シンプルでしょ?
なーんだ! でしょ?
だから手品の種明かしはなーんだになるんです。
シンプルだからこそ、難しかったりします。
難しくしているのは、自分なんだけどね。
さっきのTDLの話をよく見てね。この世で文句を言っている人ってどんな人? TDLに来てベンチで文句を言っている人でしょ? そんな人をあなたは「素敵!」って思うのかな? 清掃員っていうと暗くて汚いイメージを持つ人もいるだろうけど、TDLの清掃員はキャストでしょ? パフォーマンスしながらゴミ拾ったりしてるでしょ? 楽しそうでしょ? だから、在り方なんですよ。この世を楽しくするか、つまらなくするかは、あなたの在り方次第なんです。だからね、「こんな仕事」っていう、「こんな」なんて、無いんじゃないのかなあって。
能天気に聞こえるでしょ?
TDLやUSJの乗り物やAttractionが全て100点満点じゃないでしょ? 人によって点数違うでしょ? それが普通でしょ? 経験してみての結果でしょ? 良かったと言う評価をしたり、その逆だったり。他人の失敗談を聞くのって楽しいでしょ? それも経験でしょ?
楽しむってことは、経験することなんだ。
楽しいと思うか、その逆かは、その人がどう感じるかだけなんだ。
どう?
役に立った?